「日常生活とつながる『行政法』@郡山女子大学」で、福島大学の垣見教授の面接授業を受けたときのこと。
2日間の面接授業の最後の最後、ディスカッションをしましょう、という話になったのだが、ケーススタディーとして、生活保護の受給停止処分が問題になったのだが、その時、急に、それまで一切なにも喋らなかった若い女性が、生活保護受給者を非難する発言をして、周りにいた数人の若い女性も、頷いていた。
人それぞれ考え方があるといえばそれまでだが、自分としては、全くもって、「他人事」だとは思っていない。
もう既に福祉の世話になってるから、これ以上の福利は望めないかも知れないが、だからといって、生活保護を「他人事」とは思えない。
それは、理屈がどうこうというより、措置入院をくらって、羽生で半分ひきこもりみたいな生活をしていたとき、本気で「生活保護に引っかかったら、どうにかこうにか生きていけるかも。」というのが、冗談抜きで「希望」だったからだ。
だから、生活保護を他人事とは決して思っていない。
いろいろな幸運が重なって、今のところ生活保護のお世話にならずに済んでいるが、結局はそれも「運」の問題に過ぎないのかも知れない、と思っている。
もちろん、「運」だけではない、とは思っているが、どう頑張っても、人生、どう転ぶかなど、なってみなけりゃわからない。
0 件のコメント:
コメントを投稿