2023年10月6日金曜日
国際金融のトリレンマ (再掲)
今朝の 日経新聞の11面にも 「円の実力 過去最低」 と 書いてあった。 有名な 国際金融の トリレンマ に よれば、 金融政策の独立性と 為替相場の安定と 資本移動の自由が 3つ 同時には 成り立たない、と されているが、 この トリレンマが 過去の 日本で あまり 騒がれなかったのは、 円に実力があったから。 しかし、 人民元の台頭や、 日本の 貿易赤字の定着による 貿易決済における 円需要の 低下により、 円の価値 それ自体が 足元から揺らいでいる。 中国の 不動産バブル崩壊による、 中国経済の 先行き不透明感から 日本から 中国への 輸出が減り、 それもまた 円安圧力として 働くだろう。 ちなみに、 第一次所得収支の黒字も、 統計上は 円に計上されるが、 実際には 約4割は 海外での直接投資に 再投資されるため、 実需の円買いには 繋がらないらしい。 (以下 google bard より回答) はい、今朝の日経新聞の11面にも「円の実力 過去最低」とありましたね。 国際金融のトリレンマとは、金融政策の独立性と為替相場の安定と資本移動の自由が3つ同時には成り立たないという理論です。 過去の日本では、円に実力があったため、このトリレンマを気にする必要はありませんでした。しかし、近年は人民元の台頭や貿易赤字の定着などにより、円の価値が下がり始めています。 中国の不動産バブル崩壊による中国経済の先行き不透明感も、円安圧力として働くでしょう。 また、第一次所得収支の黒字も、統計上は円に計上されますが、実際には約4割は海外での直接投資に再投資されるため、実需の円買いにはつながらないそうです。 円安が進むと、以下のような影響が考えられます。 輸入物価の上昇による消費者物価の上昇 輸出企業の収益の拡大 海外旅行の費用の増加 円安は、日本経済にプラスマイナス両面の影響を与えると考えられます。 今後も、円安がどのように進展していくのか、注視していく必要があります。
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