2023年1月31日火曜日

わかんねー

https://www.youtube.com/watch?v=X1zFnyEe3nE いかっちー

心理学をまなんで

自分が いかに 偏った考えの 人間か わかりました。 https://www.youtube.com/watch?v=UroApoVbKn0

ハングル

20年勉強して 気づいたことは、 朝鮮語って、 今でこそ ハングルっていう 人工の表音文字で、 発音が 区別されてるから (一見) 理路整然としてる ように見えるけど、 これ ハングルで 区別されてなかったら、 恐ろしく 混沌とした 言語だぜ。 似た発音の 言葉が めちゃくちゃ多いもん。 漢字語はともかく、 固有語とか ハングルなかったら ノンネイティブには 何言ってるか わかんねーだろ。

2023年1月29日日曜日

感情・人格心理学

興味本位で 第1回を 視聴してみたら、 面白かった。 講師の方が 他にも 放送授業を 受け持って おられるようなので、 一気に 心理と教育コースの 単位を 稼げるかも。 第3回まで視聴。 ぜんぜん 聞いてられるね。 面白い。 第4回視聴。 主任講師が 臨床心理士の方だから、 何か 難しいことを 教えようというより、 これまで 生きてきた人生で 経験上理解できる話だな、 という感じがする。 心理学を学ぶにあたって、 自分にとっては 全く新しい分野だから、 つい 身構えてしまうけど、 科目によっては リラックスして 今まで通り 話を聞いていれば それで 大丈夫、 ということが わかってきた。 第6回まで視聴。 感情と脳の関係なんかを 聞くと、 ああ、そんなもんかもね。 と いう気がしてくる。 そういう仕組を知ってれば、 過去の些細なことで いつまでも 思い出して ムカつくことも なくなるかもね。 一眠りしてから、 第7回視聴。 放送大学すげーなー こんな話も聞けるのか。 第9回まで視聴。 心理学が 自分自身にとって これほど 役に立つとは 思わなかった。 第10回視聴。 人格の記述。 講義を聴きながら、 自分自身も 少しずつ 変わっていくような 気がする。 なんとか キリよく 今月中に 終わらせたい。 一休み。 第11回視聴。 人格の測定。 人格テストの話を延々と。 ちょっと退屈だった。 第12回視聴。 いよいよ 佳境に入ってきた。 次がひとつの 山場かな? 第13回視聴。 なかなか哲学的で 面白かった。 主任講師の 経歴を調べたら、 異色で面白かった。 ガチガチの理系から 臨床心理の道に 進まれたようです。 人生の貴重な時間を 割くに値する 内容です! 第14回視聴。 放送大学すげえ! こんな深い内容の話を 聞けるとは 思わなかった! 心理と教育コース を ナメてた! 心理学の敷居を ようやく 一歩 跨いだ、 といった 感じですね。 次で いよいよ ラスト! 全15回視聴。 名講義でした! ごちそうさま! 結局、 俺って なんか新しいこと 勉強してるときが 一番ハッピーで、 一生それを続けてくんだろうな。 それが出来るだけの 資源があれば。 完全に 心理学の 敷居を跨いだな。

教訓

もちろん Deeplの アシスト使っての話だけど、 機械翻訳で 画面の左半分で 英語入力して、 右半分で 表示される 日本語が自然だからといって、 そのまま ネイティブ相手に 送るもんじゃないね。 文法的に正しいとしても、 後から 読み返すと、 何言ってんのか サッパリ わからない英文になってたりする。 やっぱり 最後は 自分の地力に見合った 英文しか 書けない。

旬報社 物価上昇と財政の持続可能性 (再掲)

もし、日銀が目的としている2%の物価上昇が実現した場合、国債の発行金利が2%以上になるか、利回りが最低でも2%以上になるまで市場価格が下がります。なぜなら、実質金利(名目利子率-期待インフレ率)がマイナスの(つまり保有していると損をする)金融商品を買う投資家はいないからです。国債(10年物)の利回りは0.1%程度(2018年11月現在)ですが、それが2.1%に上昇した場合、何が起こるでしょうか。政府の国債発行コストが跳ね上がるのはもちろんですが、より重要なことは、国債価格が暴落し、国債を大量に保有している銀行に莫大な評価損が出ることです。 経済の論点 旬報社 72ページより

政策割当の原理 インタゲと増税はワンセット (再掲)

質問:中央銀行は民間に供給される通貨量をコントロールしながら物価の安定を実現させる、とありますが、アベノミクスの第一の矢である2%物価上昇目標では、インフレを起こすことにより、デフレ脱却はもちろんのこと、インフレによって財政再建を同時に目指すとしていますが、これは「政策割り当ての原理」に反してはいないでしょうか?あるいは、新古典派経済学では「政策割り当ての原理」は成立しないのでしょうか? 回答: オランダの経済学者で1969年にノーベル経済学賞を受賞したティンバーゲンは、「n個の政策目標を実現するためには、n個の政策手段が必要である」という有名な定理を唱えています。すなわち、「政策割当の原理」です。したがって、「インフレ」と「財政再建」の2つの政策目標を実現するためには、2つの政策手段が必要となります。  本来、中央銀行の政策目標は物価の安定ですが、アベノミクスの第一の矢は2%の物価上昇が政策目標でした。本来の金融政策の目標(物価の安定)と異なるため黒田日銀総裁は「異次元の金融政策」という言葉を使ったのです。このインフレ・ターゲットを掲げるシナリオは、物価上昇によって企業利潤が増加すると法人税の増収、また、それに伴った賃金の上昇による所得税の増収、すなわち直接税の自然増収が財政再建に繋がるシナリオを描いていたのです。このシナリオどおりに進めば、もう一つの政策目標である「財政再建」の目標に繋がります。ただ、経済成長なきインフレは国民の生活レベルを引き下げることになります。したがって、アベノミクスの第二の矢である積極的な財政支出による経済成長が重要になってくるため「財政再建」が先送りになってしまいます。それゆえに、「財政再建」の政策目標の一環として消費税の引上げが考えられています。このように、「政策割当の原理」は成立しています。

バラッサ・サムエルソン仮説 賃上げをするにはどうすればいいか? (再掲)

消費バスケットを構成する貿易可能財では、国際貿易を通じた裁定取引により国際的な一物一価が生じる一方、サービスなどの非貿易可能財では国際的な裁定取引が行われない。日本での非貿易可能財価格は国内の生産投入費用、特に実質賃金により決定される。 貿易可能財産業で高い労働生産性の伸び率を達成した高所得国は、その高い労働の限界生産性から国内実質賃金がすべての国内産業で高い。高所得国の非貿易可能財価格は低所得国より高くなり、同所得国の実質為替レートは増価する。 日経新聞「経済教室」2022/1/26 より https://imidas.jp/genre/detail/A-109-0085.html https://jp.reuters.com/article/column-kazuo-momma-idJPKBN2FB0CH

贅沢な話だけどね。

なんとか 絞り出して 社会心理学っていう スパイスは 獲たけど、 もう 自分のなかで 学問的な 発展は これ以上 出せない気がする。 そうすると、 手持ち無沙汰な感じが してしまうんだが、 この 「手持ち無沙汰」という 感覚もなかなか 厄介で、 これを 解消するには それこそ 働くでもして 気を紛らわせていたほうが いいような 気がする。 そのほうが楽。 もちろん、 それだけじゃなくて、 今まで学んだことを 人生において 実践したい、 という 気持ちもある。 ・・・しかし、 どうせ最後なら この面接授業も ちょっと遠いけど 奮発して 入れてみるか、と 思うと、 「手持ち無沙汰」から 「待ち遠しい」という 気持ちになる。 不思議なものだ。

2023年1月28日土曜日

反・決定論 (再掲)

私はここまで、決定論という見方は過去の確定性・決定性を全時間へと誤って適用してしまった一種の錯覚だ、論じてきた。しかるに実は、この「過去の確定性」という出発点をなす捉え方自体、厳密には申し立て難いのである。「過去」という概念自体に関わる、超一級の哲学的困難が存在するからである。ほかでもない、「過去」は過ぎ去っており、いまはないので、本当に確定しているかどうか確かめようがなく、不確実であって、よって過去それ自体もまた偶然性によって浸潤されてゆくという、このことである。 「確率と曖昧性の哲学」p.114 一ノ瀬正樹 岩波書店 私は、そもそも「決定論」という概念それ自体、字義通りに受け取った場合、意味をなさないナンセンスな主張だと考えている。私が決定論を斥ける根拠ははっきりしている。決定論とは、平均的に言って、「すべては因果的に決定されている」とする考え方であると言ってよいであろう。しかるに、「すべては」という以上、未来に生じる事象も含めて丸ごと「決定されている」と言いたいはずである。しかし、生身の身体を持つ私たち人間が、一体どんな資格で、未来の事象すべてについて、そのありようを断言できるというのか。私には、そのように断言できると述べる人たちの心境が到底理解できない。こうした理解不能の断定を含意する限り、「決定論」を受け入れることは哲学的良心に反する、と私は思うのである。ここにはおそらく、過去の事象がすでに「確定/決定されてしまった」という過去理解(これは、おおむねは健全だと言える)から、すべてが「決定されている」という無時制的な主張へと、不注意かつ無自覚的にジャンプしてしまうという事態が潜んでいるのではなかろうか。 「確率と曖昧性の哲学」p.257~258 一ノ瀬正樹 岩波書店

アベノミクスも一種の詐欺 (再掲)

詐欺師の存在は、本書で繰り返し指摘してきたように、現実には非社会的な部分があり、それが不確定性を生んでいることを端的に示す。 というのも、詐欺師は、あたかも世界には予測不可能な事態以外存在しないかのように行動しているからである。 そして、詐欺師のように不確定性に賭ける意志を持たなければ、ひとびとに対して、未来への地平を開くことはできない。 逆にいえば、危険のある不確定な状態こそが、未来への地平を開くのである。 それは、実現することが困難な「物語」の方にひとびとは魅了され、その方が希望を与えることがあるからである。 実現可能かどうかは不確定な場合、合理的に計算可能な範囲を越えている場合にこそ(計算可能なのは「リスク」である)、 物語は価値を帯びるのである。(「零度の社会ー詐欺と贈与の社会学」荻野昌弘 世界思想社 p.187~188) 読者が物語のなかに入り込み、物語のなかの人物が読者に暗号を送る。 物語とはおよそこんなものなのかもしれない。 実際、物語言説はしばしばこういう世界へのひらかれ方をしているように思える。 語り手は容易に物語のなかに入り込み、またそこから抜け出すなどして、 じつは読者が属する現実もまた寓話の奥行きをもったゲームであることが暗示される。 物語の経験とは、このような暗示の光に一瞬であれ、自分の生が照らし出されることをいうのかもしれない。 だがいまは、多くの人々がこうした奥行きのない現実を生きているかのようであり、 またその痩せた現実の裸形を精確に復元することがリアリズムであるかのように思われがちである。 しかしリアリズムの愉しみのひとつは、精確な作業のはてに、現実を現実にしている、 触れると消える<影>のような次元に接近することではないだろうか。(「ロジャー・アクロイドはなぜ殺される?ー言語と運命の社会学」内田隆三 岩波書店 p.485

賽は投げられた

インフレになったはいいが、 名目賃金があがらないなら 意味がない。 物価があがっても、 消費者のデフレマインドが 変わらずに、 資金を投資に向けずに 現預金を貯め込むとしたら、 それも 本末転倒。 政府の放漫財政をアシストするだけ。 結局、あとは 企業とか消費者が どういう行動に出るかの問題。

フィッシャー効果 (再掲)

物価上昇の予想が金利を上昇させるという効果で、フィッシャーが最初にそれを指摘したところからフィッシャー効果と呼ばれる。 ある率で物価の上昇が予想されるようになると、貸手が貸金に生じる購買力目減りの補償を求める結果として、資金貸借で成立する名目金利は物価上昇の予想がなかったときの金利(=実質金利)より、その予想物価上昇率分だけ高まる。(以下略) 有斐閣経済辞典第5版 https://www.tokaitokyo.co.jp/kantan/service/nisa/monetary.html

日経新聞10面より 2023/1/28 実質金利とは?

名目金利が抑え込まれるなかで 期待インフレ率が上がれば、 実質金利は切り下がりやすくなる。 実質金利がマイナス圏だと、 景気を刺激する効果が増す。 お金を 国債などの 安全資産で運用しても 将来の物価上昇の 影響で 実質的に損失が 発生するため、 株や不動産などの リスク資産や、 設備投資などに 回るマネーが 増えるとされるためだ。

「世界の共同主観的存在構造」 岩波文庫 廣松渉 (再掲)

われわれは、現に、時計の音を「カチカチ」と聞き、鶏の啼く声を「コケコッコー」と聞く。英語の知識をもたぬ者が、それを「チックタック」とか「コッカドゥドゥルドゥー」とか聞きとるということは殆んど不可能であろう。この一事を以ってしても判る通り、音の聞こえかたといった次元においてすら、所与をetwasとして意識する仕方が共同主観化されており、この共同主観化されたetwas以外の相で所与を意識するということは、殆んど、不可能なほどになっているのが実態である。(59ページ) しかるに、このetwasは、しばしば、”物象化”されて意識される。われわれ自身、先には、このものの”肉化”を云々することによって、物象化的意識に半ば迎合したのであったが、この「形式」を純粋に取出そうと試みるとき、かの「イデアール」な存在性格を呈し、”経験的認識”に対するプリオリテートを要求する。このため、当のetwasは「本質直感」といった特別な直感の対象として思念されたり、純粋な知性によって認識される形而上学的な実在として思念されたりすることになる。(67ページ) 第三に、この音は「カチカチ」と聞こえるが、チックタックetc.ならざるこの聞こえかたは、一定の文化的環境のなかで、他人たちとの言語的交通を経験することによって確立したものである。それゆえ、現在共存する他人というわけではないにせよ、ともあれ文化的環境、他人たちによってもこの音は規制される。(いま時計が人工の所産だという点は措くが、この他人たちは言語的交通という聯関で問題になるのであり、彼らの生理的過程や”意識”が介入する!)この限りでは、音は、文化的環境、他人たちにも”属する”と云う方が至当である。(70ページ) 一般には、同一の語彙で表される対象(ないし観念)群は、わけても”概念語”の場合、同一の性質をもつと思念されている。この一対一的な対応性は、しかも、単なる並行現象ではなく、同一の性質をもつ(原因)が故に同一の語彙で表現される(結果)という因果的な関係で考えられている。しかしながら、実際には、むしろそれと逆ではないであろうか?共同主観的に同一の語彙で呼ばれること(原因)から、同一の性質をもつ筈だという思念マイヌング(結果)が生じているのではないのか?(109ページ) 第二段は、共同主観的な価値意識、そしてそれの”物象化”ということが、一体いかにして成立するか?この問題の解明に懸る。因みに、貨幣のもつ価値(経済価値)は、人びとが共同主観的に一致してそれに価値を認めることにおいて存立するのだ、と言ってみたところで(これはわれわれの第一段落の議論に類するわけだが)、このことそれ自体がいかに真実であるにせよ、まだ何事をも説明したことにはならない。問題は、当の価値の内実を究明してみせることであり、また、何故如何にしてそのような共同主観的な一致が成立するかを説明してみせることである。この第二段の作業課題は、個々の価値形象について、歴史的・具体的に、実証的に試みる必要がある。(164~165ページ) (以下熊野純彦氏による解説より) 『資本論』のマルクスは、「抽象的人間労働」などというものがこの地上のどこにも存在しないことを知っている。存在しないものがゼリーのように「凝結」して価値を形成するはずがないことも知っていた。要するに『資本論』のマルクスはもはや疎外論者ではすこしもないのだ、と廣松はみる。 労働生産物は交換の内部においてはじめて価値となる。とすれば、交換という社会的関係そのものにこそ商品のフェティシズムの秘密があることになるだろう。関係が、謎の背後にある。つまり、関係がものとしてあらわれてしまうところに謎を解くカギがある。商品の「価値性格」がただ「他の商品にたいする固有の関係をつうじて」あらわれることに注目しなければならない。商品として交換されることそれ自体によって、「労働の社会的性格」が「労働生産物そのものの対象的性格」としてあらわれ、つまりは「社会的な関係」、ひととひとのあいだの関係が「物と物との関係」としてあらわれる(『資本論』第1巻)。ものは<他者との関係>において、したがって人間と人間との関係にあって価値をもち、商品となる。(533~534ページ)

2023年1月26日木曜日

心理学概論

放送大学で トップクラスの 人気を誇る (らしい) 森津太子先生の講義ですな。 心理学へのいざないとしては、 非常に よく出来ていると思います。 心理を 単なる物理学的現象に 落とし込むのではなく、 その方面には しっかり 目配せをしながらも、 より 形而上学的な アプローチも感じられる。 もちろん両方の側面を バランスよく 取り入れている。 文系人間の自分には うれしい。 経済学も、 最近の潮流としては 明らかに 心理学的な側面を考慮に入れてるよね。 インタゲなんかまさにそう。 消費者の期待インフレ率に働きかけるってのも、 まさに 消費者心理の問題だからね。 デフレの始まりの頃は、 良い商品が安く手に入って 素晴らしい時代になった、 と 言っていたのに、 賃金が下がると、 デフレのせいだ、 と 言っていた。 だから、 その逆で 物価が上がるのがいい、 という ストーリーを信じている。 ところが、 いざ 物価があがると、 怨嗟の声があがる。 消費税で実質負担があがるのは 猛反対するのに、 円の価値が下落して 物価が上がるのは 賛成、という理屈は正直 よくわからない。 消費者からすれば、 賃金あがらないなら 同じじゃね?

文学とグローバリゼーション 野崎歓先生との質疑応答より (再掲)

質問:「世界文学への招待」の授業を視聴して、アルベール・カミュの「異邦人」と、ミシェル・ウェルベックの「素粒子」を読み終え、いま「地図と領土」の第一部を読み終えたところです。  フランス文学、思想界は、常に時代を牽引するような象徴あるいはモーメンタムを必要としているというような記述を目にしたことがあるような気がしますが、「異邦人」からすると、確かに、「素粒子」が下す時代精神は、「闘争領域」が拡大したというように、現代西欧人には、もはや<性>しか残されておらず、それさえも、科学の進歩によって不必要なものになることが予言され、しかもそれで人間世界は互いの優越を示すために、無為な闘争を避けることができない、というような描写が「素粒子」にはあったと思われます。  「地図と領土」においても、主人公のジェドは、ネオリベラリズムの波によって、消えゆく運命にある在来の職業を絵画に残す活動をしていましたが、日本の百貨店が東南アジア、特に資本主義にとって望ましい人口動態を有するフィリピンに進出する計画がありますが、そのように、ある種の文化帝国主義を、ウェルベックは、グローバリゼーションを意識しながら作品を書いているのでしょうか? 回答:このたびは授業を視聴し、作品を読んだうえで的確なご質問を頂戴しまことにありがとうございます。フランス文学・思想における「時代を牽引するような象徴あるいはモーメンタム」の存在について、ご指摘のとおりだと思います。小説のほうでは現在、ウエルベックをその有力な発信者(の一人)とみなすことができるでしょう。 彼の作品では、「闘争領域の拡大」の時代における最後の人間的な絆として「性」を重視しながら、それすら遺伝子操作的なテクノロジーによって無化されるのではないかとのヴィジョンが描かれていることも、ご指摘のとおりです。 そこでご質問の、彼が「グローバリゼーション」をどこまで意識しながら書いているのかという点ですが、まさしくその問題はウエルベックが現代社会を経済的メカニズムの観点から考察する際、鍵となっている部分だと考えられます。アジアに対する欧米側の「文化帝国主義」に関しては、小説「プラットフォーム」において、セックス観光といういささか露骨な題材をとおして炙り出されていました。また近作「セロトニン」においては、EUの農業経済政策が、フランスの在来の農業を圧迫し、農家を孤立させ絶望においやっている現状が鋭く指摘されています。その他の時事的な文章・発言においても、ヨーロッパにおけるグローバリズムと言うべきEU経済戦略のもたらすひずみと地場産業の危機は、ウエルベックにとって一つの固定観念とさえ言えるほど、しばしば繰り返されています。 つまり、ウエルベックは「グローバリゼーション」が伝統的な経済・産業活動にもたらすネガティヴな影響にきわめて敏感であり、そこにもまた「闘争領域の拡大」(ご存じのとおり、これはそもそも、現代的な個人社会における性的機会の不平等化をさす言葉だったわけですが)の脅威を見出していると言っていいでしょう。なお、「セロトニン」で描かれる、追いつめられたフランスの伝統的農業経営者たちの反乱、蜂起が「ジレ・ジョーヌ(黄色いベスト)」運動を予言・予告するものだと評判になったことを、付記しておきます。 以上、ご質問に感謝しつつ、ご参考までお答え申し上げます。

反・決定論 (再掲)

私はここまで、決定論という見方は過去の確定性・決定性を全時間へと誤って適用してしまった一種の錯覚だ、論じてきた。しかるに実は、この「過去の確定性」という出発点をなす捉え方自体、厳密には申し立て難いのである。「過去」という概念自体に関わる、超一級の哲学的困難が存在するからである。ほかでもない、「過去」は過ぎ去っており、いまはないので、本当に確定しているかどうか確かめようがなく、不確実であって、よって過去それ自体もまた偶然性によって浸潤されてゆくという、このことである。 「確率と曖昧性の哲学」p.114 一ノ瀬正樹 岩波書店 私は、そもそも「決定論」という概念それ自体、字義通りに受け取った場合、意味をなさないナンセンスな主張だと考えている。私が決定論を斥ける根拠ははっきりしている。決定論とは、平均的に言って、「すべては因果的に決定されている」とする考え方であると言ってよいであろう。しかるに、「すべては」という以上、未来に生じる事象も含めて丸ごと「決定されている」と言いたいはずである。しかし、生身の身体を持つ私たち人間が、一体どんな資格で、未来の事象すべてについて、そのありようを断言できるというのか。私には、そのように断言できると述べる人たちの心境が到底理解できない。こうした理解不能の断定を含意する限り、「決定論」を受け入れることは哲学的良心に反する、と私は思うのである。ここにはおそらく、過去の事象がすでに「確定/決定されてしまった」という過去理解(これは、おおむねは健全だと言える)から、すべてが「決定されている」という無時制的な主張へと、不注意かつ無自覚的にジャンプしてしまうという事態が潜んでいるのではなかろうか。 「確率と曖昧性の哲学」p.257~258 一ノ瀬正樹 岩波書店

2023年1月25日水曜日

江戸家猫八

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230125/k10013960301000.html ものまね芸も世襲なのか。 日本人はどんだけ 世襲が好きなんだ・・・

sorry seems to be the hardest word

https://www.youtube.com/watch?v=c3nScN89Klo 最近のお気に入り

スッキリ。

今週末 TOEIC だったけど、 なんか 憂鬱だなー、と 思って、 よくよく 自分の心のうちを 調べてみたら、 そっか TOEICが めんどくせーのか、 と 思って、 受験票破って棄てました。 晴れ晴れ。 最近こんなんばっか。

2023年1月24日火曜日

応用ミクロ経済学 (再掲) これも茨城大学で聞いた話。

小山台高校の生徒が、シンドラー社製のエレベーターに挟まれて死亡した事件があったけど、あれは、マンションの管理組合がメンテナンス代をケチって、他の業者に委託したのが発端らしい。 あんまり詳しく書くと、面倒なことになりそうだから、これくらいにしとくけど、シンドラー社製のエレベーターに欠陥があったというより、エレベーター本体の価格は低く抑えて、メンテナンス代で儲ける仕組みが災いしたのかも。 本体価格を低く抑えて、付属品などで儲ける商品の典型が、プリンター。 プリンター本体の価格は低く抑えて、インク代で儲けてる。 しかし、ここにもシンドラー社製エレベーターと同じ構造があって、高いインク代に目をつけて、第三者企業が代替インクを低価格で販売し始めて、それに対してプリンター会社が対抗策を講じたりとか。 とにかく、二日間で面白い話がたくさん聞けました。

モツ煮

最近ハマってる。 安いし、元気出るからいいね。 なるほど、 トラック運転手とかが よく食べるって話も、 うなずける。 高校生の頃、 江古田の お志どり で 鳩さんが モツ煮定食くってて、 モツ煮っていうものの 存在自体を知らなかったから、 ここでも カルチャーショックを受けた。 モツって何?って感じだった。 ところで、 長距離トラックてのは、 定速走行機能があって、 長時間運転する トラックドライバーは、 ペダルから 足を離してることがあるから、 急には止まれないらしい。 そうだよな。 自動車運転できない自分でも、 それは想像つく。 疲れちゃうよね。 https://www.youtube.com/watch?v=r_QZe8Z66x8

不惑

この20年 新規開拓した 人間関係で、 実を挙げたのって、 高崎の駅前留学で 知り合った ジョンさんと、 森本先生 ぐらいのもんじゃないか? もちろん、 お二人とも 大変貴重な存在ではあるが。 フットサルで知り合った方も、 すい臓がんで亡くなってしまったし。 なんか すげえ 無理して 人間関係拡げようとした割には、 基本的に あんまり 変わってない。 ま、それはともかく、 これから先20年の 身の振り方を 考えなきゃいけないんだが、 これから先のことを 考えると、 身分が保障されてる 公務員って 立場はめちゃくちゃ ありがたいんだけど、 どうにもこうにも、 公務員っていう 職種が 自分の性に合わないんだよなあ。 これから先 定年まで 身分保障されてるってのが、 嬉しい人には たまらなく 嬉しいし、 経済情勢考えたら このうえなく ありがたいことなのは 頭では理解できるんだけど。 母親だって、 そんなに 大した後遺症があるわけじゃないが、 ヘルパーさん来てくれるし。 (もちろん俺の枠もある。) しかも、 母親が生きている間は たぶん 金銭的には 生きていける。 俺も障害年金もらってるし。 そうすると、 どうしても 母親のサポートに徹するか、、、 っていう 発想になる。 母親からも 感謝されるし。 問題は その後だけど、 もう せいぜい 語学力を 磨くぐらいしか 出来ないわ。 根本的な アップデートは この年齢になると キツイ。 不惑を超えて 自分のキャラを 変えるのがいいとは 思わないし。 文字通り不惑。

末期的

日銀が、 民間銀行に お金を貸してまで、 国債を 買ってもらってるらしい。 日銀の国債買い入れが 限界なのだろうが、 弥縫策というか、 こりゃ 先が思いやられるわ。

ちょべりばぁ〜(;´Д`)

コンビニのATMで nanacoに チャージしようとして、 小銭大量に 投入したら、 壊れちゃって、 ALSOK呼んでもらって、 なんとか お金は返してもらったけど、 故障したみたいで、 ほんとに 申し訳ない! でも、 小銭がいくらあるか わかって、 セブン-イレブンだったら これくらい買えば だいたいこれぐらい、 っていう お買い物の金銭感覚は かなり 勘がよくなったね。 ( ̄ー ̄)ニヤリ

2023年1月23日月曜日

へずまりゅう

誰かに 似てると 思ったら、 あのキャラが 「阿Q正伝」(魯迅)の 主人公に よく似てる。 短い小説だから、 読んで見れば わかると思うけど。 あの 軽佻浮薄で 図太くて、 お調子者なのに、 あっけなく 失敗するところが。

平常心

措置入院くらってから 来年で 20年だよ。 まあ、ずいぶん 無茶したね。 まず、 発症してから 1年半で 復学するって ところからして 精神医療の 常識からしたら 無謀なんだろうと 思う。 しかも、 病気だと 周知した上で 敢えて 人と関わろうと してたのは、 マジで凄い。 むしろ、 最近になって、 もう 人付き合いを 拡げる必要が 無くなってからのほうが、 人と積極的に 関わろうとしなくなってる。 そもそも、 精神医療の 常識からしたら、 だいぶ 落ち着いてきたから、 そろそろ 社会と 関係築こうか? っていう 時期なのに、 順番が真逆。 だからまあ、 しばらくは 好きなように させてくれ! 出来る範囲で。

ふぃ〜

韓国語も キリのいい ところまで 来た。 とりあえず チェックポイント到達 といったところか。 たかだか ハングル検定3級レベルの 語彙でも、 ちゃんと わかってれば、 これだけ 色んな (韓国語で) 妄想が出来るんだな。 やっぱり、 語学は 基本単語に始まり、 基本単語に終わるよね。 いずれにせよ、 新しく 買い替えた 辞書は 素晴らしく よく出来てるよ。

フィッシャー効果 (再掲)

物価上昇の予想が金利を上昇させるという効果で、フィッシャーが最初にそれを指摘したところからフィッシャー効果と呼ばれる。 ある率で物価の上昇が予想されるようになると、貸手が貸金に生じる購買力目減りの補償を求める結果として、資金貸借で成立する名目金利は物価上昇の予想がなかったときの金利(=実質金利)より、その予想物価上昇率分だけ高まる。(以下略) 有斐閣経済辞典第5版 https://www.tokaitokyo.co.jp/kantan/service/nisa/monetary.html

ワリカツ (再掲)

暇だな・・・ 暇なら働きゃいいじゃん、 母親も、 何も言わず 一人で郵便局行けるほどに回復したし。 しかし、 俺が暇だから働く、 となれば、 母親はどうなる? 俺より暇じゃないのか? 暇だってそれなりに苦痛であることを 理由に、働こうかな、なんて言ってる息子が、 母親を放置していいんだろうか。 ん?でも俺って、実はそれなりに体力ついてきたんじゃないか? 連日エキサイトしてるのに、それなりに朝早く起きられるし。 睡眠の質もいいし。 ところで、最近また世間のマインドがデフレの方向に向かってる気がする。 テレビとかでも、いかに食事などを安く済ませるか、という内容が散見される。 母親も、飯尾和樹がワンコインで賢く食費を浮かせてて、偉いと言っている。 円安と資源価格高騰による コストプッシュ・インフレの影響と、 それでも企業の価格転嫁が進まずで、 結局、名目賃金が上がったとしても、 実質賃金が目減りしているから、 当然と言えば当然なんだけど、 そもそも 期待インフレ率を上げて、実質金利を下げることにより、消費を喚起することが インタゲの主眼目のはずだったのに、 これじゃ本末転倒じゃないか。 ただのスタグフレーション。 黒田日銀は、日本経済を永久凍結させる気か? 見方によっては、富の分配の偏りは、消費の低迷によって 国全体を貧しくする、ということも言えるだろう。 そもそも、少子高齢化が進めば、 老人の支出が減るのは当たり前だし、 働く世代だって、将来の社会保障が不安だったら、 消費を控えるのは当然だろう。 それは小手先のナントカノミクスでどうこうなるものではない。 政府はNISAを恒久化するなどで、なんとかマネーを投資に持っていこうと必死なようだが。 デフレマインドで唯一いいこと?があるとすれば、 家計が現預金を貯め込むことで、 結果的に日本国債を買い支える構図が維持されていることだろう。 尤も、その結果、政府に対する財政出動を要請する声が強まり、 財政の規律が緩むことは目に見えているが。 目下、日本でもインフレ率(CPIかどうかまでは知らない)が3%に達しているそうだが、 フィッシャー効果の想定する合理的な消費者像からすれば、 物価が上昇すれば、その見返りに名目金利が上がるはずで、 日本では日銀により名目金利が抑え込まれている以上、 その埋め合わせを、株なり海外資産への投資なりで行うはずだが、 日本の家計はそこまで合理的ではなく、 現預金を貯め込む、という方向に進んだようだ。 それはそれでいいだろう。 緩慢な死を迎えるだけだ。

2023年1月22日日曜日

対韓輸出規制という黒歴史ー大機小機 2022/5/20 より 抜粋

(前略) 日韓間の争点は多々あれど、 この機会に確認して おきたいことがある。 3年前(当時)に実施した 半導体材料の輸出規制は 失敗だったということだ。 2019年7月、 経済産業省はレジスト(感光剤) など3種類の半導体材料の 韓国向け輸出を制限した。 表向きは 「輸出管理に不適切な事案があったから」、 簡略化していた 手続きを以前の状態に戻す という決定であった。 当時の安倍晋三首相は 「元徴用工訴訟で対応を示さない 韓国政府への事実上の 対抗措置」 との 認識を示していた。 (中略) 直後に参議院選挙が 控えており、 有権者の「反韓感情」に 訴える狙いもあったことは 想像に難くない。 しかるに韓国の半導体産業が 受けた被害はさほどではなかった。 それどころか、 文在寅前大統領は 5月9日の退任演説において、 「日本の不当な輸出規制による危機を克服した」 と アピールしている。 輸出規制が「効かなかった」ことよりも、 相手国に道義的な 優位性を与えたことを 恥じるべきであろう。 日本の 通商政策の歴史における 「黒歴史」 というべきではなかろうか。 (以下略)

左翼の三種の神器?

クソTBSで 脳性麻痺の 方の 特集やってんだけど、 障害者に優しく、 戦争はダメ、 それは わかる。 だが、 なぜ そこに 原発はダメ、 が 加わるのか? なぜそこが3点セットなのか? 貿易赤字がこんだけ膨らんで、 その大きな要因のひとつが 化石燃料の輸入依存で、 中東やロシアに 頼り切っている現状で、 原発の使用の可能性自体を 否定する意味がわからない。 俺だって 障害者で 年金まで もらっているが、 国が破綻したら 年金どころじゃないわけで、 それ考えたら、 原発立地の方には申し訳ないけど、 原発使って 少しでも 経常収支の黒字を キープしてもらうことは、 俺のみならず、 国民全体の 問題だろう? それを、 ダメ。ぜったい。 で 思考停止しているのが 意味わかんない。 こういうところが 左翼が 頭の中お花畑と バカにされる謂われだと 思うがな。 右翼がやたら 韓国人を敵視するのも くだらないと 思うけどね。

2023年1月21日土曜日

顔の現象学 (再掲)

ところで、ルソーは疎外論の元祖だそうである。 「ホントウのワタシ」と「社会的仮面を被ったワタシ」の分離という中学生が本能的に感じるようなことに言及していたそうである。ここで、いわゆる『キャラ』について考えてみよう。 サークルの飲み会で、場にあわせてドンチャン騒ぎをやることに倦み果てて、トイレに逃げ込んだときに自分の顔を鏡でみるのは一種のホラーである。鏡に映る、グダグダになって油断して仮面を剥がしかけてしまった見知らぬ自分。それを自分だと思えず一瞬見遣る鏡の前の男。男は鏡に映る男が自分であることに驚き、鏡の中の男が同時に驚く。その刹那両方の視線がカチあう。俺は鏡を見ていて、その俺を見ている鏡の中に俺がいて、それをまた俺が見ている・・・という視線の無限遡行が起こって、自家中毒に陥ってしまう。 このクラクラとさせるような思考実験からは、<顔>についてわれわれが持っているイメージとは違う<顔>の性質を垣間見ることが出来るのではないか。そもそも、自分の顔は自分が一番よく知っていると誰もが思っているが、鷲田清一によれば、「われわれは自分の顔から遠く隔てられている」(「顔の現象学」講談社学術文庫 P.22)という。それは、「われわれは他人の顔を思い描くことなしに、そのひとについて思いをめぐらすことはできないが、他方で、他人がそれを眺めつつ<わたし>について思いをめぐらすその顔を、よりによって当のわたしはじかに見ることができない。」(P.22)からだ。 言い換えれば、「わたしはわたし(の顔)を見つめる他者の顔、他者の視線を通じてしか自分の顔に近づけないということである。」(P.56)ゆえに、「われわれは目の前にある他者の顔を『読む』ことによって、いまの自分の顔の様態を想像するわけである。その意味では他者は文字どおり<わたし>の鏡なのである。他者の<顔>の上に何かを読み取る、あるいは「だれか」を読み取る、そういう視覚の構造を折り返したところに<わたし>が想像的に措定されるのであるから、<わたし>と他者とはそれぞれ自己へといたるためにたがいにその存在を交叉させねばならないのであり、他者の<顔>を読むことを覚えねばならないのである。」(P.56) そして、「こうした自己と他者の存在の根源的交叉(キアスム)とその反転を可能にするのが、解釈の共同的な構造である。ともに同じ意味の枠をなぞっているという、その解釈の共同性のみに支えられているような共謀関係に<わたし>の存在は依拠しているわけである。他者の<顔>、わたしたちはそれを通して自己の可視的なイメージを形成するのだとすれば、<顔>の上にこそ共同性が映しだされていることになる。」(P.56) こう考えると、「ひととひととの差異をしるしづける<顔>は、皮肉にも、世界について、あるいは自分たちについての解釈のコードを共有するものたちのあいだではじめてその具体的な意味を得てくるような現象だということがわかる。」(P.58)これはまさに、サークルなどで各々が被っている<キャラ>にまさしく当てはまるのではないか。サークルという場においては、暗黙の解釈コードを共有しているかどうかを試し試され、確認し合っており、そのコードを理解できないもの、理解しようとしないものは排除される。その意味では<キャラ>はまさしく社会的仮面なのだ。

眼球譚

昨日、 ヘルパーさんが、 電気代が あがった、 という話を していたのだが、 月で1万円 あがったんですよ?! という 言い方、というか、目が、 「まあ、 どうせ オタクみたいな カネ持ちには 関係ないでしょうけどね。」 と言外に言っているように 見えてしまう。 ちょうど冷蔵庫の中身を 整理してもらって いるところだったから。 マスクしてるから、 目しか分からないのに。 もちろん、 幻聴とかじゃないよ。 だけど、 それで 自分は昨夜 悪夢を見てしまうくらい、 過敏なのだ。 こんな 人間が、 普通の人間組織で 働けるはずがない。 よほどのスキルを身につけ、 嫌気的環境でないと、 働くなんて出来ない。 ・・・ふと気づいたが、 韓国語学習も ほどほどにしておかないと、 あんまり 脳の容量を 目一杯に使うと、 そのこと 自体が メンタルにとって リスク要因な 気がしてきた。 ほどほどにね。

日々是好日

今朝の 日経新聞も 面白い 記事が たくさん あって 良かった。 超金融緩和の話、 私の履歴書、 中東情勢、 佐藤良明先生の 1963年論、 など。 韓国語の勉強も 捗ってるけど、 語学の学習ってのは 修行みたいなもんだから、 捗れば捗るほど、 メンタルは危機的になっていく。 特に、 佐藤良明先生は 放送大学で 「アメリカの芸術と文化」を 担当されていることもあり、 ポップカルチャーへの 深い造詣もさることながら、 自分には 到底マネできない 軽妙洒脱な語りは、 もはや名人芸。 こっちの気分まで フワフワしてくる。 同じく 放送大学で 高橋和夫先生に 「中東の政治」を 学んだことで、 中東情勢にも 目を配っているが、 普段それは もっぱら 日経新聞の記事に 頼っている。 ともあれ、 語学学習で 疲弊した頭には、 日々色んな刺激を呉れる 日経新聞は 貴重な存在だ。

2023年1月20日金曜日

ボードレール 「フーコー・コレクション6」ちくま学芸文庫 より (再掲)

ボードレールにとって、現代的な人間とは、自己自身の発見、自らの秘密および自らの隠された真理の発見へと向かう人間ではない。 現代的な人間とは、自分自身を自ら創出する人間のことなのだ。 現代性は、「人間をその固有の存在へと解き放つことはない」。 現代性は、人間を、自分自身を作り上げるという使命に縛り付けるのである。 (379ページ) (中略) <現在>のこうしたアイロニカルな英雄化、現実的なものを 変容させるために現実的なものと取り結ぶ自由の戯れ、 自己の禁欲的な練り上げ、 ボードレールはそれらが社会自体のなかで、 あるいは政治体のなかで 成立しうる、 とは考えていない。 それは、他の場所でしか起こりえないのであり、 その場所こそ、 ボードレールが 芸術と呼ぶものなのである。 (380ページ)

坂口安吾 三十歳

勝利とは、何ものであろうか。各人各様であるが、正しい答えは、各人各様でないところに在るらしい。  たとえば、将棋指しは名人になることが勝利であると云うであろう。力士は横綱になることだと云うであろう。そこには世俗的な勝利の限界がハッキリしているけれども、そこには勝利というものはない。私自身にしたところで、人は私を流行作家というけれども、流行作家という事実が私に与えるものは、そこには俗世の勝利感すら実在しないということであった。  人間の慾は常に無い物ねだりである。そして、勝利も同じことだ。真実の勝利は、現実に所有しないものに向って祈求されているだけのことだ。そして、勝利の有り得ざる理をさとり、敗北自体に充足をもとめる境地にも、やっぱり勝利はない筈である。  けれども、私は勝ちたいと思った。負けられぬと思った。何事に、何物に、であるか、私は知らない。負けられぬ、勝ちたい、ということは、世俗的な焦りであっても、私の場合は、同時に、そしてより多く、動物的な生命慾そのものに外ならなかったのだから。 https://www.youtube.com/watch?v=P0dTn1Ga818

語学

英語を生業にするなら、 がっぷり4つで 組んで、 そのまま 寄り切りっていう レベルまで 持っていかないと、 続かないと思う。 自分が辛くなる。 韓国語も、 一応切り札として 持ってれば 安心感が違うし、 単に 辛うじて日常会話が できる っていう レベルだと、 心もとない。 どうせ勉強する 時間があるなら、 なんの不安もない レベルまで 持っていきたい。

2023年1月19日木曜日

まあまあ疲れた。

なんで俺 クジラの死体が 船で運ばれるの 見ながら ハッシュドポテト 食ってんだろう? 今日は、 高崎市の 障害者サポートセンターの方と、 ヘルパー事業者さんとの 合同で 面談だったけど、 自分が病気だっていうことを 一番知っている人と 喋ってるのに、 なんで こんなに疲れるかな。 やっぱ 俺って 病気なんだな。 たぶん 日の当たる場所では 仕事できないわ。 陰キャだから。 ほんとに それこそ コールセンターとかで、 通訳とか やれたら理想的。 たぶん 何も考えないで、 機械的に 通訳出来そう。 そのレベルまで 持っていこう。 英語はたぶんもう大丈夫。 韓国語もいい感じ。 障害者雇用とか どうせ 足元見られるから いやだ。 自分がこんなに 陰キャ だとは、自分でも びっくりだけど、 たぶん 現代人は多かれ少なかれ みんな そういうところが あるんだろうな。 それを お互い舐め合うような ことだけは したくないけど。 ペーペルコルン氏は、 うつ病だったのかな? 饒舌だった彼が、 突然自殺してしまったのも、 ビョ―インに居た経験がある 自分からすると、 もしかしたら 彼はうつ病だったんじゃないか、 と 思えてくる。

20年使った辞書

ずいぶん お世話になりました。 やっぱり、 新しい「韓日辞典」(小学館)は ユーザビリティがいい というか、 日本語母語者が 作った 辞書だからか、 かゆいところに手の届くというか、 例文も気が利いていて、 その言葉の持つ 多様なイメージが 掴めて いいね。

2023年1月18日水曜日

「魔の山」岩波文庫 末尾より (再掲)

さようなら、ハンス・カストルプ、人生の誠実な厄介息子よ! 君の物語はおわり、私たちはそれを語りおわった。 短かすぎも長すぎもしない物語、錬金術的な物語であった。 (略) 私たちは、この物語がすすむにつれて、 君に教育者らしい愛情を感じはじめたことを 否定しない。 (略) ごきげんようー 君が生きているにしても、倒れているにしても! 君の行手は暗く、 君が巻き込まれている血なまぐさい乱舞は まだ 何年もつづくだろうが、 私たちは、君が無事で戻ることは おぼつかないのではないかと 考えている。 (略) 君の単純さを複雑にしてくれた肉体と精神との冒険で、 君は肉体の世界ではほとんど経験できないことを、 精神の世界で経験することができた。 (略) 死と肉体の放縦とのなかから、 愛の夢がほのぼのと誕生する瞬間を経験した。 世界の死の乱舞のなかからも、 まわりの雨まじりの夕空を焦がしている 陰惨なヒステリックな焔のなかからも、 いつか愛が誕生するだろうか? (おわり) https://www.youtube.com/watch?v=VD4PYP7WUCA

物語 (再掲)

詐欺師の存在は、本書で繰り返し指摘してきたように、現実には非社会的な部分があり、それが不確定性を生んでいることを端的に示す。 というのも、詐欺師は、あたかも世界には予測不可能な事態以外存在しないかのように行動しているからである。 そして、詐欺師のように不確定性に賭ける意志を持たなければ、ひとびとに対して、未来への地平を開くことはできない。 逆にいえば、危険のある不確定な状態こそが、未来への地平を開くのである。 それは、実現することが困難な「物語」の方にひとびとは魅了され、その方が希望を与えることがあるからである。 実現可能かどうかは不確定な場合、合理的に計算可能な範囲を越えている場合にこそ(計算可能なのは「リスク」である)、 物語は価値を帯びるのである。(「零度の社会ー詐欺と贈与の社会学」荻野昌弘 世界思想社 p.187~188) 読者が物語のなかに入り込み、物語のなかの人物が読者に暗号を送る。 物語とはおよそこんなものなのかもしれない。 実際、物語言説はしばしばこういう世界へのひらかれ方をしているように思える。 語り手は容易に物語のなかに入り込み、またそこから抜け出すなどして、 じつは読者が属する現実もまた寓話の奥行きをもったゲームであることが暗示される。 物語の経験とは、このような暗示の光に一瞬であれ、自分の生が照らし出されることをいうのかもしれない。 だがいまは、多くの人々がこうした奥行きのない現実を生きているかのようであり、 またその痩せた現実の裸形を精確に復元することがリアリズムであるかのように思われがちである。 しかしリアリズムの愉しみのひとつは、精確な作業のはてに、現実を現実にしている、 触れると消える<影>のような次元に接近することではないだろうか。(「ロジャー・アクロイドはなぜ殺される?ー言語と運命の社会学」内田隆三 岩波書店 p.485

実は陰キャ

働きたくない、というより、 もう 新しく人間関係築きたくない。 たいてい 誤解されるから。 大学でも、 人が仏の顔してりゃ 果てしなく モラルハザード起こして、 ひたすら 人をバカにしてくるヤツとか、 塾講師のバイトですら、 幼稚園児にまで ケンカ売られるし。 もう、 そういうの ひとつひとつ 思い出すだけで、 心臓が痛くなる。 英語と韓国語 勉強してるのも、 それで なるべく 人と関わらずに 働けるように なるため。 小林家が すげえ 難しい家族だったから、 どんなに しんどくても 我慢することを 覚えざるを得なかった ってのもあるけど。 陰キャ、陽キャ、というと、 「魔の山」の レオ・ナフタとロドヴィコ・セテムブリーニを 思い出してしまう。 浪人中に あんな小説読んでるんだから、 相当 こじらせてる。 もういいだろ。 我ながらよくやったよ。 もう勘弁してくれ!

寝不足の頭で考えた。

社会、 特に 日本社会を 成り立たしめている のは、 なんなんだろう? と、 考えた時、 社会契約論でもなく ヘーゲルでもないとすれば、 なんなのか? そう、 ブレーメンの音楽隊理論だ。 坂井素思先生が 提唱している? 説だ。 ブレーメンの音楽隊に出てくる、 3匹の哀れな 動物が、 団結することによって、 凄い力を発揮する。 そういう、 弱いものが 寄り集まって、 生き抜いていく、 という 「もやい」 の力こそが、 日本社会を 成り立たしめている 論理なのではないか? と 冴えない頭で考えた。

2023年1月17日火曜日

クロちゃんの彼女選び

番組そのものを 見たわけじゃないけど、 クロちゃんは 一番 ローリスク・ローリターンな 選択をしたと思う。 こういうと リチさんに失礼かもだし、 他の彼女候補を見てないから なんとも言えないけど。 簡単に言えば、 敢えて売名行為をしそうな 人を選んだかも。 そうすれば、 実際に売名行為されても、 「わかってたしん。」で 逃げられるから、 傷つかない。 ガチの恋心で選んで 売名行為されると、 ダメージでかい。 逆に、 売名行為しそうな人を選んで、 (これもリチさんに失礼だが) 実際に 売名行為してもらったほうが、 オイシイ。 クロちゃんは 安全パイを選んだ。

単位認定試験終わった。

3科目 択一10問ずつだったけど、 ふつーに ムズい。 「日本近現代史」は 導入科目なのに 相変わらず ムズい。 先学期も落としたけど、 今回も 落としてるんじゃないか? 「現代の国際政治」も 難しかったし、 「アメリカの芸術と文化」は まだ マシだったけど。 先学期から 自宅での ウェブ受験に 移行したけど、 学習センターで 受けてた時のほうが 問題そのものは はるかに 簡単だったよ。 これは もう 気軽に手を出せるもんじゃ なくなってきてるね。

2023年1月16日月曜日

日銀金融政策決定会合(予想)

さすがに YCCが 限界に達して、 長期金利が ジワジワ上がってるけど、 政策金利である 短期金利を いつまでも 今の水準で キープ出来るのかも、 かなり あやしいと 思うけどね。 マイナス金利って、 要するに、 金融機関、とくに 地銀とかにとっては、 貸出を増やさないと 日銀が利息取るぞ、ていう脅しでしょ? だから、 マイナス金利を導入したとき、 地銀株が一斉にさがったわけじゃん。 地銀の経営体力が軒並み 低下して、 合併合併を繰り返して、 それでも 生き残れるか、 ていう時代に、 いつまでも マイナス金利なんか 続けられないでしょ。 体力のない 地銀から 潰れてくよ。

武蔵は官僚養成所

武蔵は 政治家を 生む土壌ではない。 学問的に ガタガタ言うことは 出来るが、 いざとなると チキる。 木原誠二もすっかり 影が薄い。

2023年1月15日日曜日

気分上々

韓国語学習も 軌道に乗ってきたし、 新年を 幸先よく スタートできた♪ これで 充実した 春休みを 過ごせそうだ。 https://www.youtube.com/watch?v=nML4fBrMEto ・・・韓国語にハマったのはいいが、 また ちょっと 頑張りすぎてるな。 これはもう自分のサガだね。 キリのいいところまで やり切らないと、 寝るに寝れない。

2023年1月14日土曜日

하늘이 어덥겠기가 늦어젔군아.

「空が暗くなるのが遅くなったね。」 韓国語の機械翻訳サービスを使って、 韓国語→日本語 で 訳文を作って見ました。 つまり、 日本語→韓国語 ”ではなく” 韓国語を自作して、 日本語に変換。 こんな簡単なことを 書くのに、 20年かかった。 英語に限らず、優秀な機械翻訳は 語学学習の大きな手助けになります。

2023年1月13日金曜日

「ワンピースみたいな政治」と、カール・シュミット

ワンピース読んでないし 興味もないんだけど、 参政党の 神谷さんが言ったとされる 「ワンピースみたいな政治」って、 実は カール・シュミットの発想なんじゃないか、と思う。 友/敵を区別し、 それは 私的な仇ではなく、 尊敬に値する公敵であり、 それに対決することで、 団結が深まる。 のみならず、 社会全体の本質が明瞭に現れる、ように見える。 読んでないから あんまり大きなことは書けないが、 ワンピースの痛快さは、 そういう部分にあるのではないだろうか? でも、 国政政党の党首で 現役の国会議員が そういう発言をする、 そういう発想を 平気でしてしまう、というのは ヤバい。

改憲論議はどこ行った?

俺:After Abe's death the voices to revise the Constitution have faded away. The Constitution had been taken for the very defect which was undermining Japan itself. ジョンさん:I’m happy to hear that. Abe’s obsession with changing MacArthur’s Constitution unnerved all-Asia. Hopefully people realize Japan’s post War prosperity was in large part due to the American protective umbrella and the luxury of focusing on peaceful economic growth and expansion without costly military adventurism.

プロフェッショナル

久しぶりに 見た。 校正者の 大西寿男さん。 自分も普段 こうして テキトーに 文章書いてるけど、 身が縮む思いがした。 単に誤字脱字を 正すだけじゃなく、 表現のひとつひとつ 細かいところから 立ち現れる イメージに、すごく こだわる。 英文法にも通じるところが あるような 気がする。 英文法を細かく詰めることで、 機械翻訳に英文を打ち込んで、 Deeplがうまく 日本語に訳出してくれない時、 冠詞を入れたり入れなかったり、 コンマを打ったり打たなかったりすることで、 機械翻訳が訳出する 日本語がガラッと 変わったりすることはよくある。 自分は到底 大西さんほど 言葉に細かくこだわれないが、 その姿勢は 日本語文化、ことばそのものの 質を維持していく上で、 このうえなく 価値が高い仕事だと思う。 明らかに そんなにカネになる仕事ではなさそうだったが。 ただ、姿勢は見習いたい。 背筋がただされる感じがした。 ナカマサ先生の最新刊で、 今まで読んだことのない 出版社の本だったけど、 かなり 校正が甘いな、と 感じた。 オスマントルコと書いてあるが、 中東の専門家から言わせれば、 オスマン帝国と呼ぶのが正しく、 オスマン・トルコ帝国と呼ぶのは 間違っているとか、 全体の中でかなり核心の部分 なのに、 句読点の打ち方が微妙で 意味がぼやけていたり、 あるいは、これは 単純に誤字脱字なんじゃないか? とか。 まあ、そういう部分で、 逆にさすがの ナカマサ先生も 神様ではないんだな、 生身の人間なんだな、 ということが わかったけど。

ノンストップ!

朝の情報番組で、 コメンテーターが、 今の新入社員は、 入ってくるなり 「私のキャリア形成をどう作ってくれるんですか?」 とか聞いてくるらしいけど、 知らねーよ! テメーで考えろ! って言ってやりたくなるね。 新卒にすらなれなかった自分が言えた 義理じゃないが。 物心ついた頃から 塾におんぶにだっこで、 大学生になっても、 周りから情報を得て 要領よく単位取って 就活のことだけ考えると、 そういう新社会人が生まれるのかな? この国の教育システムそのものがおかしなことになってる。

2023年1月12日木曜日

オンライン授業

山岡先生の オンライン授業、 取りたいんだけど、 学習センターに 問い合わせたところ、 オンライン授業ってのは、 こっちの 勝手なペースで 進められないみたいね。 普通の大学の授業と同じで、 決められた期間に 授業受けて、 決められた期間内に レポートを提出しなければならないらしい。 それはちょっと嫌だなあ。 いくら山岡先生の授業とはいえ、 数ヶ月単位で ペースを束縛されるのは、 正直苦痛。

菅さんの苦言に苦言

菅さんが、 岸田さんに対して、 これだけ 物価が高騰している時に、 消費増税を議論すること 自体が 許されない、 と発言されたけど、 萩生田にしてもそうだけど、 自民党発足以来 最大級の危機を 乗り切りそうな岸田さんに 対して、 世論調査で自民党の 支持率が持ち直してきた タイミングで、 いちゃもん つけんじゃねーよ。 安倍から コロナ禍で 政権丸投げされた 菅さんなら、 わかるだろ? こっちとしてはよ、 いい加減目先の情勢だけじゃなくて、 大局的な観点に立って 国の税制考えてもらわないと、 安心して この国で暮らせないのよ。 統一地方選が迫ってるから、 国民に甘いこと 言いたいのは分かるが、 いい加減 アメばっかぶら下げんの やめろ。 自民党はジャパネットたかた、か? それから、俺は 国会議員定数削減にも反対なのよ。 なぜかというと、 国会議員の定数が削減されると、 ポピュリズム政党が実権を握ってしまう 危険性が増すから。 いま要らねー 国会議員が増えてるのは、 官邸主導政治で、 国会をおざなりにして 官邸主導で全部決めちゃうから。 憲法に規定されている通り、 国権の最高機関は国会。 あと、 よく自民党の議員が 居眠りをしているかのような 写真が映されたりしているが、 あれは、全部ではないにせよ、 野党の汚いやり方で、 野党議員が一切出席しないから、 国会の運営上、 一切議論も何も出来ないのに、 朝から夕方まで 国会でただひたすら 時間を潰さなくてはいけないのが 大きな理由。 モラルハザードを起こしてるのは 野党も同じ。 官僚イジメとか特に。 俺:The prior PM Suga has argued that raising the consumption tax is not forgiven to discuss itself, which is palpably a thwarting to Kishida. I want to say LDP shall be more responsible for the nation and its people. Otherwise I cannot live in this country with relief. ジョンさん:Do you mean “forbidden” instead of “forgiven”? 俺:Suga litteraly used "unforgiven" instead of "forbidden". ジョンさん:Suga is against Kishida? 俺:Reportedly, Suga's utterance is reflecting the atmosphere inside Jimin.The general local election is coming. ジョンさん:Is jiminto against a higher consumption tax to fund defense expenditure raises or for it?Is the party split on this issue? 俺:It's just a matter of factionalism. Many Japanese people take it for granted to issue JGBs unlimitedly. ジョンさん:I see.

日本外交レポート予備

戦前の外交評論家、清沢洌は一国の外交は「国内政治の対外表現」であり、「国際政治の対内表現」でもあると論じた。危機の時代に国際政治と国内政治は強く共鳴する。 国際的危機が国内の分断を加速させることがあれば、政局絡みの対立が外交政策に表出することもある。とりわけ日中関係は自民党内の派閥対立としばしば結びついてきた。 日中国交正常化に始まる1970年代の日中関係がその典型例だ。佐藤栄作政権の後継を巡る自民党総裁選に出馬した田中角栄は、同じく候補者の三木武夫、大平正芳と中国政策を巡る「3派協定」を締結し、最有力候補の福田赳夫を破った。そして72年7月に首相となった田中は世論の支持を背景に一気呵成に日中国交正常化を成し遂げる。 しかし台湾切り捨てに反対する党内親台湾派の抵抗は激しかった。 日中国交正常化は、田中の決断と強力な政治力があったからこそ、党内の異論を封じて実現できたといえる。 戦後の日中関係では、問題が起きるたびに自民党内の派閥対立と結びつき、親中国派と親台湾派が激しく対立してきた。だが親台湾派に影響力を持つ福田が大局的見地から、自民党内をまとめて日中平和友好条約へ導いたことは、田中の国交正常化に劣らず、80年代以降の日中関係の安定的発展に大きな意味を持った。 自民党政権が40年近く続いた55年体制は派閥の全盛期でもあった。1993年の非自民連立政権への交代と96年衆院選での小選挙区比例代表並立性の導入を経て、派閥の役割が変質した。カネ集めやポストの分配といった機能は薄れた。 1つの選挙区でおおむね3〜5人が当選する中選挙区制と異なり、小選挙区制では各選挙区で1人しか当選できない。政党同士の対決の色が濃くなり、選挙区内で派閥は併存できなくなった。 党総裁を中心に選挙の公認権を握り、選挙応援も派閥から党主導になった。 小泉氏が進めた首相官邸主導の政権運営が党総裁への権限集中に拍車をかけた。主要派閥の領袖が分け合っていた権力は総裁に移り、派閥からは人事やカネ、選挙などを巡る力が徐々に奪われていった。 東大の谷口将紀教授は「小選挙区制になって派閥の政策面や資金面の求心力はなくなった。次の総裁候補がいないと結束は難しい」とみる。 (日経新聞2023/1/11より抜粋)

2023年1月11日水曜日

20年かけてようやく

プロになるでもなく、 第二外国語としてなら、 基本・中級の 単語・文法を しっかり 押さえておくのが、 大事だと 理解した! 実際、 KBSニュース とかでも、 固有名詞以外は そんなに 難しいことは言ってない。 聴き取れるようになるまでは 時間かかるし、 実際に ネイティブ相手に 喋ってみないと 分からない 部分もあるけど、 カネかけるのは そこらへんだけにして、 あとは 自分でコツコツ やるのがいい。 単語帳を2冊ほど Amazonで注文した。 過去に使ったことのある もの。 ひとつひとつ 基本単語を、 新しい辞書を 使って、 しっかり 身につければ、 ビジネスレベルは おっけー。 武蔵で得た教訓として、 凡人でしかない自分は、 ひとつひとつ、 しかし キッチリと隙間なく 石垣を積み上げていくしか 天才に 伍する 途はない。 信頼の研究社ですな。

facebookで英語学習:revised

俺:The mass media is wondering why a movement trying to bring down PM Kishida is not active, regardless of not only the low support rate but also his announcement of raising tax. Quite interesting. When the latest discovery comes out, I'll communicate with you on that. ジョンさん:I hope he will be allowed to do his job and return Japan to stable leadership. The public should be angry with Jiminto if they keep changing prime ministers. It gives the appearance of an immature democratic system. Every nation needs political stability first and foremost. 俺:The support rate for Kishida cabinet has been picked up by a narrow but not ignorable margin. Good news. ジョンさん:I definitely need to read more about him and his views. 俺:The people are more keen on politics than they used to be. Might be there is an interesting change taking place. ジョンさん:Long overdue! 俺:Exactly. 俺:The support rate for LDP has recovered as well according to NHK poll.But NHK poll is telling the gap between the for and the opposed for the Kishida cabinet widened. The opposed is more than the for.A tax increase to strengthen the defense is largely opposed. ジョンさん:Is there wide public support for increased defense expenditure?How can The PM pass the measure without such support?People oppose raising taxes to pay for it or they oppose the increased spending on pacifistic principles? 俺:Most of the people supports to strengthen the defense. But they supposed it would be financed by issuing JGBs. PM Kishida is a man of common sense in that he articulates increasing taxes to strengthen the defense and practicing the whole election to assure the support or not if the people are for or not. My opinion, he might be thinking he escapes from increasing the defense itself. ジョンさん:I get the picture! Thank you. 俺:I wonder why Biden is asking Japan to double the defense budget, knowing the Japanese fiscal is at stake. If he asks, it must come with concrete direction that how the budget should be arranged to augment the defense ability effectively. ジョンさん:Americans always want Allies to spend more on defense. It is a matter of course, regardless of the economic problems of each allied nation. It is a routine request. Trump particularly pushed NATO allies to increase spending up to their pledged limits. They usually never fulfilled their pledges.

2023年1月10日火曜日

私の履歴書

古賀信行さんという、 野村ホールディングス名誉顧問のお話なんだけど、 すごく面白い。 エリートってのは、 えてして 自慢話を紙面ぎゅうぎゅうに詰め込んで、 それだけで 読む気が失せるんだけど、 古賀さんは、 パッと見 余白があるし、 文章が上手い。 読ませる力があるし、 明日はどんな話なんだろう? と 期待せずにはいられない。 当時の社会情勢もよく分かるし、 金融業界の話は まだ 本格化してないけど、 これからの連載に 期待が持てる。

2023年1月9日月曜日

抜書き (再掲)

「abjectは、subjectあるいはobjectをもじった造語です。 ab-という接頭辞は、『離脱』という意味があります。 母胎の原初の混沌、 闇に由来し、 subject/object の二項対立に収まり切らなかったもの、 それを排除しないと 秩序や合理性が成り立たないので、 抑圧され、ないことに されてしまう要素を abject と言います。」 「ゲーテ『ファウスト』を深読みする」(仲正昌樹 明月堂書店 p.164)より

「魔の山」トーマス・マン 岩波文庫 (再掲)

さようなら、ハンス・カストルプ、人生の誠実な厄介息子よ! 君の物語はおわり、私たちはそれを語りおわった。 短かすぎも長すぎもしない物語、錬金術的な物語であった。 (略) 私たちは、この物語がすすむにつれて、 君に教育者らしい愛情を感じはじめたことを 否定しない。 (略) ごきげんようー 君が生きているにしても、倒れているにしても! 君の行手は暗く、 君が巻き込まれている血なまぐさい乱舞は まだ 何年もつづくだろうが、 私たちは、君が無事で戻ることは おぼつかないのではないかと 考えている。 (略) 君の単純さを複雑にしてくれた肉体と精神との冒険で、 君は肉体の世界ではほとんど経験できないことを、 精神の世界で経験することができた。 (略) 死と肉体の放縦とのなかから、 愛の夢がほのぼのと誕生する瞬間を経験した。 世界の死の乱舞のなかからも、 まわりの雨まじりの夕空を焦がしている 陰惨なヒステリックな焔のなかからも、 いつか愛が誕生するだろうか? (おわり)

the day that never comes

言いかえれば、人間の旅立ちは、自然との原初の統一を放棄するという犠牲を払いはしたけれど、結局は進歩という性格をもっていたのである。『主観‐客観』は、この点を指摘することによって、ヘーゲル主義的マルクス主義をも含めて、人間と世界との完全な一体性を希求するような哲学を弾劾してもいたのだ。アドルノからすれば、人類と世界との全体性という起源が失われたことを嘆いたり、そうした全体性の将来における実現をユートピアと同一視したりするような哲学は、それがいかなるものであれ、ただ誤っているというだけではなく、きわめて有害なものになる可能性さえ秘めているのである。というのも、主観と客観の区別を抹殺することは、事実上、反省の能力を失うことを意味しようからである。たしかに、主観と客観のこの区別は、マルクス主義的ヒューマニストやその他の人びとを嘆かせたあの疎外を産み出しもしたが、それにもかかわらずこうした反省能力を産み出しもしたのだ。(「アドルノ」岩波現代文庫95ページ) 理性とはもともとイデオロギー的なものなのだ、とアドルノは主張する。「社会全体が体系化され、諸個人が事実上その関数に貶めれられるようになればなるほど、それだけ人間そのものが精神のおかげで創造的なものの属性である絶対的支配なるものをともなった原理として高められることに、慰めをもとめるようになるのである。」言いかえれば、観念論者たちのメタ主観は、マルクス主義的ヒューマニズムの説く来たるべき集合的主観なるものの先取りとしてよりもむしろ、管理された世界のもつ全体化する力の原像と解されるべきなのである。ルカーチや他の西欧マルクス主義者たちによって一つの規範的目標として称揚された全体性というカテゴリーが、アドルノにとっては「肯定的なカテゴリーではなく、むしろ一つの批判的カテゴリー」であったというのも、こうした理由による。「・・・解放された人類が、一つの全体性となることなど決してないであろう。」(「アドルノ」岩波現代文庫98ページ) 代助は、百合の花を眺めながら、部屋を掩おおう強い香かの中に、残りなく自己を放擲ほうてきした。彼はこの嗅覚きゅうかくの刺激のうちに、三千代の過去を分明ふんみょうに認めた。その過去には離すべからざる、わが昔の影が烟けむりの如く這はい纏まつわっていた。彼はしばらくして、 「今日始めて自然の昔に帰るんだ」と胸の中で云った。こう云い得た時、彼は年頃にない安慰を総身に覚えた。何故なぜもっと早く帰る事が出来なかったのかと思った。始から何故自然に抵抗したのかと思った。彼は雨の中に、百合の中に、再現の昔のなかに、純一無雑に平和な生命を見出みいだした。その生命の裏にも表にも、慾得よくとくはなかった、利害はなかった、自己を圧迫する道徳はなかった。雲の様な自由と、水の如き自然とがあった。そうして凡すべてが幸ブリスであった。だから凡てが美しかった。  やがて、夢から覚めた。この一刻の幸ブリスから生ずる永久の苦痛がその時卒然として、代助の頭を冒して来た。彼の唇は色を失った。彼は黙然もくねんとして、我と吾手わがてを眺めた。爪つめの甲の底に流れている血潮が、ぶるぶる顫ふるえる様に思われた。彼は立って百合の花の傍へ行った。唇が弁はなびらに着く程近く寄って、強い香を眼の眩まうまで嗅かいだ。彼は花から花へ唇を移して、甘い香に咽むせて、失心して室へやの中に倒れたかった。(夏目漱石「それから」14章) なお、教室でしばし議論した漱石の「母胎回帰」の話しですが、今回頂戴した レポートを拝読して、漱石の百合は、教室で伺った母胎回帰現象そのものよりも、 むしレポートに綴ってくれた文脈に解を得られるのではないかと考えます。 確かに主客分離への不安、身体レベルでの自然回帰への欲望――、まずはそれが 出現します。しかし、すぐに代助はそれを「夢」と名指し、冷めてゆきます。この折り返しは、 まさにレポートに綴ってくれたアドルノの思想の展開に同じ、ですね。主客分離が 主観による世界の支配を引き起こしかねず、そこから必然的に生起する疎外や物象化を 批判するが、しかしながら、再び「主観と客観の区別を抹殺することは、事実上(の) 反省能力を失うことを意味」するが故に、主客合一の全体性への道は採らない。 漱石の「個人主義」解読への大きな手掛かりを頂戴する思いです。  しかし、それでは刹那ではありながら、代助に生じた百合の香りに己を全的に放擲したという この主客一体感――「理性」の「放擲」とは何を意味するのか……。「姦通」へのスプリングボード だったのだろう、と、今、実感しています。  三千代とのあったはずの<過去(恋愛)>は、授業で話したように<捏造>されたもの です。しかし、この捏造に頼らなければ、姦通の正当性を彼は実感できようはずもない。 過去の記念・象徴である百合のーー最も身体を刺激してくるその香りに身を任せ、そこに ありうべくもなく、しかし熱意を傾けて捏造してきた「三千代の過去」に「離すべからざる 代助自身の昔の影」=恋愛=を「烟の如く這いまつわ」らせ、その<仮構された恋愛の一体感>を バネに、姦通への実体的一歩を代助は踏み出したのですね。  こうでもしなければ、姦通へ踏み出す覚悟はつかず(この「つかない覚悟」を「つける」までの時間の展開が、 そのまま小説『それから』の語りの時間、です)、それ故、このようにして、彼は決意を獲得する、というわけです。 ただしかし、前述したように、代助はすぐに「夢」から覚めるし、合一の瞬間においてさえ「烟の如く」と表して いるのでもあり、代助自身がずっと重きを置いてきた<自己―理性>を、けっして手放そうとはさせない漱石の <近代的個人>なるものへの拘りと、結局のところは信頼のようなものを実感します。 だから漱石には「恋愛ができない」--『行人』の主人公・一郎のセリフです。                            静岡大学 森本隆子先生より https://www.youtube.com/watch?v=RD83oy7ksUE

ポピュリズムレポート予備

「ウォール街を占拠せよ」を合言葉に米国で反格差のデモが広がったのは2011年。怒りが新興国に伝播し、米国では富の集中がさらに進んだ。 米国の所得10%の人々が得た所得は21年に全体の46%に達した。40年で11ポイント高まり、並んだのが1920年前後。そのころ吹き荒れた革命運動の恐怖は今も資本家の脳裏に焼き付く。 私有財産を奪う究極の反格差運動ともいえる共産主義。17年のロシア革命の2年後に国際的な労働者組織である第3インターナショナルが誕生し、反資本主義の機運が世界で勢いを増した。 19世紀のグローバリゼーションは当時のロシアにも急速な経済成長をもたらした。しかし人口の大半を占める農民や労働者に恩恵はとどかず、格差のひずみが生じる。 さらに日露戦争や第一次世界大戦で困窮した。1917年、レーニンが率いる群衆が蜂起。内戦を経て22年にソ連が建国されると、富の集中度は20%強まで下がった。 1921年には「半封建、半植民地」脱却を掲げる中国共産党が発足。スペインやフランス、日本でも20年代に共産党が結党した。 そして現代。怒りの受け皿になっているのがポピュリズムだ。21世紀の世界も分断をあおるポピュリズムに脅かされている。米国のトランプ前大統領やハンガリーのオルバン首相は国際協調に背を向ける姿勢で世論の支持を集める。 なぜ人々は刹那的な主張と政策になびくのか。世界価値観調査で「他者(周囲)を信頼できるか」の問いに北欧諸国は6〜7割がイエスと答えた。北欧より富が偏る米国や日本でイエスは4割を切る。  (以下 「遊びの社会学」井上俊 世界思想社より) 私たちはしばしば、合理的判断によってではなく、直観や好き嫌いによって信・不信を決める。だが、信用とは本来そうしたものではないのか。客観的ないし合理的な裏づけをこえて存在しうるところに、信用の信用たるゆえんがある。そして信用がそのようなものであるかぎり、信用には常にリスクがともなう。信じるからこそ裏切られ、信じるからこそ欺かれる。それゆえ、裏切りや詐欺の存在は、ある意味で、私たちが人を信じる能力をもっていることの証明である。 (略) しかしむろん、欺かれ裏切られる側からいえば、信用にともなうリスクはできるだけ少ないほうが望ましい。とくに、資本主義が発達して、血縁や地縁のきずなに結ばれた共同体がくずれ、広い世界で見知らぬ人びとと接触し関係をとり結ぶ機会が増えてくると、リスクはますます大きくなるので、リスク軽減の必要性が高まる。そこで、一方では〈契約〉というものが発達し、他方では信用の〈合理化〉が進む。 (略) リスク軽減のもうひとつの方向は、信用の〈合理化〉としてあらわれる。信用の合理化とは、直観とか好悪の感情といった主観的・非合理的なものに頼らず、より客観的・合理的な基準で信用を測ろうとする傾向のことである。こうして、財産や社会的地位という基準が重視されるようになる。つまり、個人的基準から社会的基準へと重点が移動するのである。信用は、個人の人格にかかわるものというより、その人の所有物や社会的属性にかかわるものとなり、そのかぎりにおいて合理化され客観化される。 (略) しかし、資本主義の高度化にともなって信用経済が発展し、〈キャッシュレス時代〉などというキャッチフレーズが普及する世の中になってくると、とくに経済生活の領域で、信用を合理的・客観的に計測する必要性はますます高まってくる。その結果、信用の〈合理化〉はさらに進み、さまざまの指標を組み合わせて信用を量的に算定する方式が発達する。と同時に、そのようにして算定された〈信用〉こそが、まさしくその人の信用にほかならないのだという一種の逆転がおこる。 p.90~93  「エリートに対する人々の違和感の広がり、 すなわちエリートと大衆の『断絶』こそが、 ポピュリズム政党の出現とその躍進を可能とする。 ポピュリズム政党は、既成政治を既得権にまみれた一部の人々の占有物として描き、 これに『特権』と無縁の市民を対置し、 その声を代表する存在として自らを提示するからである。」 (「ポピュリズムとは何か」中公新書より)  「二十世紀末以降進んできた、産業構造の転換と経済のグローバル化は、 一方では多国籍企業やIT企業、金融サービス業などの発展を促し、 グローバル都市に大企業や高所得者が集中する結果をもたらした。 他方で経済のサービス化、ソフト化は、規制緩和政策とあいまって 『柔軟な労働力』としてのパートタイム労働や派遣労働などの 不安定雇用を増大させており、低成長時代における 長期失業者の出現とあわせ、 『新しい下層階級』(野田昇吾)を生み出している。」(「ポピュリズムとは何か」中公新書より)  富が集中するほど他者への信頼が下がり、「フェアネス(公正さ)指数」(日経新聞作成)が低くなる。同時にポピュリズムの場当たり政策に翻弄されやすくなる。   「国際都市ロンドンに集うグローバル・エリートの対極に位置し、 主要政党や労組から『置き去り』にされた人々と、 アメリカの東海岸や西海岸の都市部に本拠を置く 政治経済エリートや有力メディアから、 突き放された人々。 労働党や民主党といった、 労働者保護を重視するはずの政党が グローバル化やヨーロッパ統合の 推進者と化し、 既成政党への失望が広がるなかで、 既存の政治を正面から批判し、 自国優先を打ち出して EUやTPP,NAFTAなど 国際的な枠組みを否定する急進的な主張が、 強く支持されたといえる。」(「ポピュリズムとは何か」中公新書より)  人々の不満をあおるだけで解を示せないのがポピュリズム。不満のはけ口を外に求めた愚かさはナチスドイツの例を振り返っても明らかだ。  第二次大戦を教訓として、 ブロック経済が日独伊の枢軸国を侵略戦争に駆り立てた、 という反省のもとに、 GATT-IMF体制、いわゆるブレトンウッズ体制が確立された。 第四次中東戦争がきっかけとなり、 第一次石油危機が起こると、 中東産油国が石油利権を掌握し、 莫大な富を得るようになる。 そのオイル・マネーの運用先として、 南米へ投資資金が流入するが、 うまくいかず、 債務危機を引き起こした。 しかし、 債務危機が世界へ波及するのを防ぐために、 国際金融の最後の貸し手としてのIMFによる、 厳しい条件つきの再建策を受け入れる 状況がうまれたが、 これは、 国家主権を侵害しかねないものであり、 反発から、 南米では ポピュリズム政治がはびこるようになった。 自由貿易体制を標榜するアメリカも、 固定相場制により、 相対的にドル高基調になり、 日欧の輸出産品の輸入量が増大したことにより、 ゴールドが流出し、 金ドル兌換制を維持できなくなり、 ニクソンショックにより、 変動相場制へ移行した。 また、この背後には、アメリカが掲げた 「偉大な社会」政策による、高福祉社会の負担や、ベトナム戦争による、国力の低下も起因していた。 日米関係に眼を転じると、 日本からの輸出が貿易摩擦を引き起こし、 自由主義経済の盟主としてのアメリカは、 自主的に日本に輸出規制させるために、 日本は安全保障をアメリカに依存していることをテコにして、 日本国内の商慣行の改変、 たとえば中小企業保護のための大規模商業施設規制の撤廃など、 アメリカに有利な条件に改め、ネオリベラリズム的政策を受け入れさせた。 その一方、 日本企業は、アメリカに直接投資することで、 アメリカに雇用を生み出しつつ、アメリカの需要に応えた。 その後、更に国際分業が進展すると、 知識集約型産業は先進国に、 労働集約型の産業は発展途上国に、 という役割分担が生まれ、 グローバルサプライチェーンが確立されるなか、 国際的な経済格差が生まれた。 一方、 先進国でも、 工場を海外移転する傾向が強まる中、 産業の空洞化が進展し、 国力の衰退を招くケースも見られた。 経済の相互依存が進展し、 「グローバル化」という状況が深化すると、 アメリカのような先進国においても、 グローバル主義経済に対抗する 右派的ポピュリズム政治が台頭するようになった。(放送大学「現代の国際政治」第5回よりまとめ)  グローバリゼーションによって、世界の富の大きさは拡大したが、分配に著しい偏りが生じたことは、論を俟たない。 日本においても、新自由主義的な政策の結果、正規、非正規の格差など、目に見えて格差が生じている。   1990年代以降、企業のグローバル展開が加速していくのに合わせて、国内では非正規雇用への切り替えや賃金の削減など、生産コスト抑制が強まりました。大企業はグローバル展開と国内での労働条件引き下げにより、利潤を増加させてきたのです。しかし、その増加した利潤は再びグローバル投資(国内外のM&Aを含む)に振り向けられます。そして、グローバル競争を背景にした規制緩和によって、M&Aが増加していきますが、これによって株主配分に重点を置いた利益処分が強まり、所得格差の拡大が生じています。また、国内の生産コスト抑制により、内需が縮小していきますが、これは企業に対してさらなるグローバル展開へと駆り立てます。 このように、現代日本経済は国内経済の衰退とグローバル企業の利潤拡大を生み出していく構造になっているのです。1990年代以降、景気拡大や企業収益の増大にも関わらず、賃金の上昇や労働条件の改善につながらないという問題を冒頭で指摘しましたが、このような日本経済の構造に要因があるのです。 新版図説「経済の論点」旬報社 p.129より  そのような中で、経済的に恵まれない層は、ワーキングプアとも言われる状況のなかで、自らのアイデンティティーを脅かされる環境に置かれている。 エーリッヒ・フロムの論考を参考にして考えれば、旧来の中間層が、自分たちより下に見ていた貧困層と同じ境遇に置かれるのは屈辱であるし、生活も苦しくなってくると、ドイツの場合は、プロテスタンティズムのマゾ的心性が、ナチズムのサディスティックなプロパガンダとの親和性により、まるでサド=マゾ関係を結んだ結果、強力な全体主義社会が生まれた。 日本ではどうだろうか? 過剰な同調圧力が日本人の間には存在することは、ほぼ共通認識だが、それは、安倍のような強力なリーダーシップへの隷従や、そうでなければ、社会から強要される画一性への服従となって、負のエネルギーが現れる。 そこで追究されるのが、特に民族としての「本来性」という側面だ。 本来性という隠語は、現代生活の疎外を否定するというよりはむしろ、この疎外のいっそう狡猾な現われにほかならないのである。(「アドルノ」岩波現代文庫 73ページ) グローバリゼーションが後期資本主義における物象化という側面を持っているとすれば、グローバリゼーションによる均質化、画一化が進行するにつれ、反動として民族の本来性といった民族主義的、右翼的、排外主義的な傾向が現れるのは、日本に限ったことではないのかもしれない。 むしろ、アドルノの言明を素直に読めば、資本主義が高度に発展して、物象化が進み、疎外が深刻になるほど、本来性というものを追求するのは不可避の傾向だ、とさえ言える。 さらには、資本主義社会が浸透し、人間が、計量的理性の画一性にさらされるほど、人々は、自分と他人とは違う、というアイデンティティーを、理性を超えた領域に求めるようになる。 社会全体が体系化され、諸個人が事実上その関数に貶めれられるようになればなるほど、それだけ人間そのものが精神のおかげで創造的なものの属性である絶対的支配なるものをともなった原理として高められることに、慰めをもとめるようになるのである。(「アドルノ」岩波現代文庫98ページ)  「それだけ人間そのものが精神のおかげで創造的なものの属性である絶対的支配なるものをともなった原理として高められることに、慰めをもとめるようになるのである」という言葉が何を表しているか、自分の考えでは、「社会全体が体系化され、諸個人が事実上その関数に貶めれられるようになればなるほど」、(疑似)宗教のように、この世の全体を精神的な色彩で説明し、現実生活では一個の歯車でしかない自分が、それとは独立した精神世界のヒエラルキーに組み込まれ、そのヒエラルキーの階層を登っていくことに、救いを感じるようになる、という感覚だろうか。  「デモクラシーという品のよいパーティに出現した、 ポピュリズムという泥酔客。 パーティ客の多くは、この泥酔客を歓迎しないだろう。 ましてや手を取って、ディナーへと導こうとはしないだろう。 しかしポピュリズムの出現を通じて、 現代のデモクラシーというパーティは、 その抱える本質的な矛盾をあらわにしたとはいえないだろうか。 そして困ったような表情を浮かべつつも、 内心では泥酔客の重大な指摘に 密かにうなづいている客は、 実は多いのではないか。」(「ポピュリズムとは何か」中公新書より)

2023年1月8日日曜日

朝鮮日報

さすがに 辞書眺めてるだけでは 韓国語の 勉強が捗らないので ネットで 朝鮮日報韓国語版 を ネットプリントして (まだしてないけど) 読んでみることにしました。 活きた韓国語に たくさん 触れられるのは 素晴らしい。 あとは、 コンビニのプリンターが ハングルに対応してるかどうかだけですね。 ・・・やった! ネットプリント出来た! ナウいね。 ・・・いいね。 この、辞書を片手に原文と格闘する感じが。 これこそ勉強だよ。 わかんなければ、 機械翻訳で 韓国語を和訳してくれるし、 音声まで 何度でも繰り返し聴ける。 えー時代になったわー。 20年前にSFCで韓国語を 始めたときは、 まさか 韓国語がこんなにオサレアイテムになるとは 夢にも思わなかったわ。 単純に、 ドイツ語がムズ過ぎて挫折して、 中国語も 人気高すぎて取れそうにないし、 アルファベットでも漢字でもない ハングルになんとなく 惹かれて、 ズルズルとやってただけなのに。 ・・・毎日コツコツやる事が 出来ると、生活が安定して いいですね。 余計なこと考えないで済む。 ・・・やっぱり原文にあたるのが、 語学学習の王道ですね。 一眠りしたら、 韓国語のリズムみたいなものを 思い出した。 さすがに20年もやってりゃ、 固有名詞以外の単語の知識は ほとんど わかってることに気づいた。 ただ、ちょっと難しい単語とかは 知らなかったりするのは 当然なんだけど、 これから物凄い量をこなさないと 駄目かっていうと、 それに越したことはないけど、 案外 今までの蓄積は効いてる。 ・・・使わないにしても、 ビジネスレベルの力がある、 ということ自体が 精神的に楽にしてくれる。

2023年1月7日土曜日

毎日新聞社説

https://mainichi.jp/articles/20230107/ddm/005/070/090000c

年末年始は鬼門

逆につまんないよね。 年末年始って。 働いてる人にとっては 貴重な休みなんだろうけど。 自分にとっては 年末年始だからって テレビが特別面白くなるわけでもないし。 世の中がストップするってのは、 正直つまらない。 特に、 新聞の内容が えてして 総括的な内容で、 かえって空疎な感じがしてしまう。 昨日あたりから、 ようやく 本格的な記事が出るようになってきたな、と 感じる。 そう来なくっちゃ! https://www.youtube.com/watch?v=M25353PADy8

2023年1月6日金曜日

「危機の二十年」岩波文庫 (再掲)

「ホッブハウスは、『最も原始的な種族』の特徴として、『ある見解が正しいということを証明することと、その見解通りの状態になって欲しいと期待することとがいまだ区別できないこと』を挙げている。」 E.H.カー「危機の二十年」(岩波文庫)より

旬報社 (再掲)

もし、日銀が目的としている2%の物価上昇が実現した場合、国債の発行金利が2%以上になるか、利回りが最低でも2%以上になるまで市場価格が下がります。なぜなら、実質金利(名目利子率-期待インフレ率)がマイナスの(つまり保有していると損をする)金融商品を買う投資家はいないからです。国債(10年物)の利回りは0.1%程度(2018年11月現在)ですが、それが2.1%に上昇した場合、何が起こるでしょうか。政府の国債発行コストが跳ね上がるのはもちろんですが、より重要なことは、国債価格が暴落し、国債を大量に保有している銀行に莫大な評価損が出ることです。 経済の論点 旬報社 72ページより

あーあ、どーすんだろうね?バカじゃねーの?

https://www.jiji.com/jc/article?k=2023010500913&g=eco 国債の利回りが上昇すれば 利払い費が増大するのは もちろんのこと、 国債の価格が下がって 発行済み国債の半分を保有する 日銀が損失を被る、なんて 学部生でも わかるわ。 アホみてーに墓穴掘った 黒田はどうしてくれるんだろうね? とんでもない 増税しないと、 この国もたないよ? どっちにしろ無理だろうけど。 経常収支まで黒字をキープ出来るかどうかすら あやしいし。 https://jp.reuters.com/article/japan-economy-idJPKCN1QP0DX

ハッピーすぎる!!!

2023年度1学期の 放送大学の面接授業の 予定が公開された。 超絶面白そうな ラインナップ組めて、 抽選で落ちなければだけど、 めちゃくちゃ 凄いことになりそうです! そんな 遠くまで行かないし、 だいたい 関東で収まってる。 今から待ちきれねえ!

2023年1月5日木曜日

春風亭おりんぽ

風は強いですが、 春の匂いを 感じました。 クリニックに行って、 薬をもらって来ました。 診察は1分もかからないね。 事前に何話すか考えてるし、 もう長いつきあいだからね。 ここまで来て、 もう市役所とかいいんじゃねーか? って思ってるんスよね。 って言ったら、 市役所はストレス凄いと思うよ、 って医者から返って来た。 じゃあ、もういいよ。 この期に及んでストレスとか 意味わかんねーから。 勉強も絶好調だし。 窓に映る自分の姿を見たら、 腹も少し引っ込んだし、 ケツも少し小さくなった。 いいじゃん! いいじゃん! https://www.youtube.com/watch?v=VD4PYP7WUCA

充実の内容

うむ。 ちょっと見た感じ、 よく出来ている。 Amazonのレビューでも 高評価だったし、 これで 春休み 楽しく 過ごせるぜ! ・・・読んでるだけで楽しいね。 基本単語でも、 こういう使い方が出来るのか! と 新しい発見がたくさんある。 韓国語も、 始めてからかれこれ 20年くらい経ってるからね。 ちょこちょこ 続けてきたけど、 ようやく実を結びそうだ。 ・・・こりゃ短期間で一気に できるという類いのものではないな。 辞書だから当たり前だけど。 ちょっとした壮大な読み物だ。 年単位で こなすに値する。 どうせ忙しくもないから、 気の向いた時に 少しずつ 吸収することにしよう。 数年かかるかも知れないが、 これの美味しいところを 吸い尽くしたら、 相当な力がつくぞ。 かなり強力な武器になる。 ・・・でも、これって幸せなことだよな。 40過ぎてから 年単位で取り組めることがあるっていうのは。 しかも、それをやれるだけの時間があるということが。 ・・・税抜きで7800円だから、 ちょっと高いかな、と 思ったけど、 この一冊で 数年間楽しめて、 しかも 韓国語の能力が 飛躍的に高まるなら、 コスパ良くない? ・・・他のことが手につかなくなる んじゃないかと思ったが、 幸い、これは 一気にやるものじゃないね。 これまでの蓄積を下敷きにして、 ちびちび味わうものだね。 ウイスキーみたいに。

2023年1月4日水曜日

姉より。就活の話したとき。

心配しないでください。??さんは、これを機に外の世界に一歩踏み出してください。外の世界は広くて楽しいです。知らないで終わるのは勿体ないです。私は今まで外の世界を沢山見てきました。今度は??さんの番です。思いっきり人生を楽しんで下さいね。 https://www.youtube.com/watch?v=nUZVXtDVrc0

結論

母親が生きていればこそ、勢力均衡が保たれている、すなわち母親が亡くなったら、遺産相続等で姉夫婦とガチンコしなければならない。そうすると、メリットデメリット比較して考えると、障害者という地位を放棄してまで公務員になるのは、どうも得策とは言えない。この先10年20年働く時間があるなら、勉強したほうがいい。結論として、母親のQOLを最大化するのが一番理にかなってるし、自分も障害者という地位にいるのが、ベスト。 一見弱者でいるほうが、実は強いこともある。 下手にギリギリ自活出来るくらいが後々一番しんどい。 現状では財産管理ぜんぶ姉に任せてるから。 つくづく母親に財産は姉と半々に相続という遺言書書いてもらっておいて良かった。危うく姉の奴隷になるところだった。 母親が、自分の将来の生活費を、姉に管理してもらうつもり、なんて言った時は、危うく発狂しそうになったよ。 救急車呼んだ。

変動金利

長期金利が上昇したことで、 変動金利にも 影響があるんじゃないか? との 懸念が広がっているが、 経済学上の問題はおいておいて、 変動金利で住宅ローンを 組んでいる場合、 金利上昇時にも、 5年ルールと 125%ルール、 という2つの大きな負担軽減、 というか負担先送り措置が あるらしい。 問題は、 この「負担先送り」ということだが、 長期金利で住宅ローンを組んだ場合と、 変動金利で住宅ローンを組んだ場合では、 法的な建て付けが全く異なるのだろうか? すなわち、 変動金利の場合は、 負担を先送りしているわけだから、 金利が上昇したから、 はい、住宅手放します、 あとは知りません、で 済まされるのか? 負担を先送りした以上、 その負担ぶんのリスクを回収しないことには、 資金を提供した金融機関にとっては、 そうは問屋がおろさない、ということにならないのだろうか?

2023年1月2日月曜日

教養は心の栄養

2週間後の 単位認定試験に備えて、 過去問を プリントアウトして 対策を立てていますが、 択一式で 10問、12問、 といった、 決してヘビーとはいえない 分量ながらも、 やはり その道の専門家が作る 問いってのは、 奥深く、味わいがありますね。 何度でも繰り返し 読み返したくなるような。 受験科目は 「日本近現代史」、 「アメリカの芸術と文化」、 「現代の国際政治」の 3つですが、 どれも 素晴らしく良く出来ています。 授業をちゃんと 視聴することはもちろんのこと、 日頃の学習や、 面接授業と 相互補完的に 構成されていて、 学術界の アップデートされた 教養を身につけることが できます。 ・・・うーん、 一度勉強の法悦に浸ってしまうと、 働くという現実に戻って来れない。 1日経ってみたら、ぜんぜん わかんなかった戦後史の道筋が 見えてきた気がする。 凄く気分いいね! 放送大学ありがとう!!!

噂の女

慶応でなんで あんなに いじめられたんだろう? と 考えると、 何言われても 表情変えずに スルーしてて、 その実 頭の中は高速回転してる からってのは 今から思うと あるかも。 極めて武蔵的だ。 そうか、 俺は 大学生の時点で、 既に 武蔵的だったのだ。 しかも、 表情には出さないのに、 ネットで言いたい放題 言ってたから、 まるで 二重人格かなにかと 思われていたんだろう。 俺のことを 苦労知らず、 世間知らずの お坊ちゃんと 思ってる 連中は 俺に 騙されてたんだね。 やった! これぞ武蔵生! 内心どんなにムカついても、 悲しんでも、 表情に出さずに へうげているのが、 武蔵生のあるべき姿。 かくいう自分も、 高校入りたての頃は、 典型的な北関東の男で、 ハッタリを効かせて、 喧嘩腰のところもあったが、 すぐに それはダサい、 少なくとも、 武蔵的ではない、 ということに気づいた。 ずっと 身の丈に合わない、外様意識が抜けなかったが、 慶応に入った時点で、 外見上は 立派に 武蔵生のあるべき姿を 体現していたのだ。 それに 騙されていたアナタは おバカさんよ。 https://www.youtube.com/watch?v=GLFg948qCAQ

難しすぎる

今後あるかもしれない 衆議院解散総選挙だけど、 岸田さん個人は支持するけれども、 岸田内閣を支持しているわけではない。 しかし、 どうせ野党が政権とることはない以上、 どこのラインで 岸田内閣が負けたことになるのか? 岸田内閣が負けることで、 安倍派の 萩生田、高市、西村、世耕らが 勢いづくなら、それは絶対に避けたい。 かといって、 自民党に入れたくはないし、 選挙の結果 防衛費増額と、その財源としての 増税が 国民から信任を得た、という カッコウになるのも嫌だ。 難しい。 その前に、 統一地方選があるから、 そこで 一人一人の政策や政治信条を見極めて、 投票するしかない。

妄想卒論その7 (再掲)

「ウォール街を占拠せよ」 を 合言葉に 米国で 反格差のデモが広がったのは 2011年。 怒りが新興国に伝播し、 米国では 富の集中がさらに進んだ。 米国の 所得10%の人々が得た 所得は 21年に全体の46%に達した。 40年で11ポイント高まり、 ...