2023年1月13日金曜日
プロフェッショナル
久しぶりに
見た。
校正者の
大西寿男さん。
自分も普段
こうして
テキトーに
文章書いてるけど、
身が縮む思いがした。
単に誤字脱字を
正すだけじゃなく、
表現のひとつひとつ
細かいところから
立ち現れる
イメージに、すごく
こだわる。
英文法にも通じるところが
あるような
気がする。
英文法を細かく詰めることで、
機械翻訳に英文を打ち込んで、
Deeplがうまく
日本語に訳出してくれない時、
冠詞を入れたり入れなかったり、
コンマを打ったり打たなかったりすることで、
機械翻訳が訳出する
日本語がガラッと
変わったりすることはよくある。
自分は到底
大西さんほど
言葉に細かくこだわれないが、
その姿勢は
日本語文化、ことばそのものの
質を維持していく上で、
このうえなく
価値が高い仕事だと思う。
明らかに
そんなにカネになる仕事ではなさそうだったが。
ただ、姿勢は見習いたい。
背筋がただされる感じがした。
ナカマサ先生の最新刊で、
今まで読んだことのない
出版社の本だったけど、
かなり
校正が甘いな、と
感じた。
オスマントルコと書いてあるが、
中東の専門家から言わせれば、
オスマン帝国と呼ぶのが正しく、
オスマン・トルコ帝国と呼ぶのは
間違っているとか、
全体の中でかなり核心の部分
なのに、
句読点の打ち方が微妙で
意味がぼやけていたり、
あるいは、これは
単純に誤字脱字なんじゃないか?
とか。
まあ、そういう部分で、
逆にさすがの
ナカマサ先生も
神様ではないんだな、
生身の人間なんだな、
ということが
わかったけど。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
妄想卒論その7 (再掲)
「ウォール街を占拠せよ」 を 合言葉に 米国で 反格差のデモが広がったのは 2011年。 怒りが新興国に伝播し、 米国では 富の集中がさらに進んだ。 米国の 所得10%の人々が得た 所得は 21年に全体の46%に達した。 40年で11ポイント高まり、 ...
-
2021年の大河ドラマは、渋沢栄一を扱っていたが、蚕を飼って桑の葉を食べさせているシーンがあったが、蚕を飼うということは、最終的に絹を作って、輸出するということだから、既に世界的な市場と繋がっていて、本を辿れば、あの時代に既に農家も貨幣経済に部分的に組み入れられていたということ。...
-
もし、日銀が目的としている2%の物価上昇が実現した場合、国債の発行金利が2%以上になるか、利回りが最低でも2%以上になるまで市場価格が下がります。なぜなら、実質金利 (名目利子率-期待インフレ率) がマイナスの (つまり保有していると損をする) 金融商品を買う投資家はいな...
0 件のコメント:
コメントを投稿