2023年1月26日木曜日

心理学概論

放送大学で トップクラスの 人気を誇る (らしい) 森津太子先生の講義ですな。 心理学へのいざないとしては、 非常に よく出来ていると思います。 心理を 単なる物理学的現象に 落とし込むのではなく、 その方面には しっかり 目配せをしながらも、 より 形而上学的な アプローチも感じられる。 もちろん両方の側面を バランスよく 取り入れている。 文系人間の自分には うれしい。 経済学も、 最近の潮流としては 明らかに 心理学的な側面を考慮に入れてるよね。 インタゲなんかまさにそう。 消費者の期待インフレ率に働きかけるってのも、 まさに 消費者心理の問題だからね。 デフレの始まりの頃は、 良い商品が安く手に入って 素晴らしい時代になった、 と 言っていたのに、 賃金が下がると、 デフレのせいだ、 と 言っていた。 だから、 その逆で 物価が上がるのがいい、 という ストーリーを信じている。 ところが、 いざ 物価があがると、 怨嗟の声があがる。 消費税で実質負担があがるのは 猛反対するのに、 円の価値が下落して 物価が上がるのは 賛成、という理屈は正直 よくわからない。 消費者からすれば、 賃金あがらないなら 同じじゃね?

5 件のコメント:

  1. 全15回中、第9回まで視聴した。おれ意外と心理学と相性いいかも♪

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  2. 今までの守備範囲に限界を感じていたから、新しい闘争領域を拡大させられるのは、とてもうれしい。

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  3. 心理学面白いし、役に立つ気がする。自分を客観視する、という意味で。心理学的ファクトを知ってるだけで、気持ちが楽になる。

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  4. 第11回 社会心理学。面白い!エルサレムのアイヒマン、つまりハンナ・アーレントの話が出てきて、森先生の懐の深さを感じさせる内容だった。うーん、心理学面白いじゃないか。

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  5. 全15回すべて視聴しました。疲れたけど、面白かった。

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妄想卒論その7 (再掲)

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