脳にかなり 空き容量が生まれたから、 放送大学の 「身近な統計」 の 授業を視聴してみました。 ただでさえ 数学が苦手なのに、 慶応で データ分析の授業が 自分の性に合わず、 データ分析とは 無縁の勉強を 続けてきたのですが、 一度 アタマをクリアにして 虚心坦懐に 放送授業を受けてみると、 基盤科目として、 柔道における データ分析活用例などを 通して、 全くの初心者だからこそ、 納得しやすい 授業内容となっていました。 自分が かなり 文系寄りの人間なのは 皆さんご存知のことですが、 内田隆三先生の 「ロジャー・アクロイドはなぜ殺される? 言語と運命の社会学」(岩波書店)を 読んでから、 確率、あるいは運命というものに 興味が湧いてきて、 さらには アマゾンやセブンイレブンなど、 現代のビジネスでは 情報が大事、 と言いながら、 具体的な中身について わかっていないこと、 さらには、 現代の市場型間接金融は 大量の個人データを 利用して 運用されている、 という ことは知りつつも、 具体的な スキームについて 何一つわかっていないことを 自覚し、 さらには、 井上俊先生の説く 「信用」と情報の関係性など、 自分がやってきた分野と あながち無縁でもなく、 一度ちゃんと 統計を勉強したいな、 と思っていたところでした。 この 「身近な統計」の 放送授業も、 何度も 視聴してみたものの、 途中で嫌気が差して 見るのを止めてしまった、 ということが 何回もあったのですが、 第一回の講義を 視聴して、 全くの素人の自分でも ついていけるように 工夫されているな、 と感じました。 今後 統計を 深く学べればいいな、 と思います。