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身近な統計

脳にかなり 空き容量が生まれたから、 放送大学の 「身近な統計」 の 授業を視聴してみました。 ただでさえ 数学が苦手なのに、 慶応で データ分析の授業が 自分の性に合わず、 データ分析とは 無縁の勉強を 続けてきたのですが、 一度 アタマをクリアにして 虚心坦懐に 放送授業を受けてみると、 基盤科目として、 柔道における データ分析活用例などを 通して、 全くの初心者だからこそ、 納得しやすい 授業内容となっていました。 自分が かなり 文系寄りの人間なのは 皆さんご存知のことですが、 内田隆三先生の 「ロジャー・アクロイドはなぜ殺される? 言語と運命の社会学」(岩波書店)を 読んでから、 確率、あるいは運命というものに 興味が湧いてきて、 さらには アマゾンやセブンイレブンなど、 現代のビジネスでは 情報が大事、 と言いながら、 具体的な中身について わかっていないこと、 さらには、 現代の市場型間接金融は 大量の個人データを 利用して 運用されている、 という ことは知りつつも、 具体的な スキームについて 何一つわかっていないことを 自覚し、 さらには、 井上俊先生の説く 「信用」と情報の関係性など、 自分がやってきた分野と あながち無縁でもなく、 一度ちゃんと 統計を勉強したいな、 と思っていたところでした。 この 「身近な統計」の 放送授業も、 何度も 視聴してみたものの、 途中で嫌気が差して 見るのを止めてしまった、 ということが 何回もあったのですが、 第一回の講義を 視聴して、 全くの素人の自分でも ついていけるように 工夫されているな、 と感じました。 今後 統計を 深く学べればいいな、 と思います。

コメント

  1. 第2回視聴。うん。面白い。基盤科目だから、数学的にどうこう以前に、データの扱い方そのものの解説。エクセルの基本的な発想も学べて、良い。自分が使ってるパソコンが、DVD−ROMに対応してないのが残念。対応してれば、エクセルの使い方も解説していてくれたらしい。ただ、基本となるデータの扱い方の発想を学べるのは、とても良い。

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  2. 第3回視聴。すげえ。有益な情報教えてもらった。ヒストグラムの読み方と、ピボットテーブルの作り方。いいね。知りたかったよ、こういうの。基盤科目だから、あんまり難しく考える必要ないし、かといって簡単すぎるわけでもない。

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  3. 第4回。箱ひげ図。第3回までの授業内容を踏まえ、ちょっと数学的になってきた。でも、なるべく分かりやすく解説してくれているので、十分ついていける。

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  4. 第5回。標準偏差。筒香の偏差値計算しちゃった。だいぶ面白くなってきた♪

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  5. 第6回。ローレンツ曲線、ジニ係数。あんまり純粋に数学っぽくなってくると、眠くなるし、嫌気がさすんだけど、必ず具体例に落とし込んで、かつ社会の問題と絡めてくれるので、なんとかついていける。よく出来てるわ。

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  6. 第7回。二項分布。確率ってそういうことか!やっとわかったわ!今まで騙されてた!エウレカ!エウレカ!高校数学の確率の教え方オカシイよ!真面目に考えれば考えるほどわからなくなるのも、当然だ!たったこれだけのことを知るのに、今までどんだけ無駄にカネ払ったと思ってんだ?!カネ返せ!!!!!

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  7. 第8回。正規分布。グレート。ビビったぞ。かなり本格的な統計学の授業じゃねーか。こんなんが基盤科目でいいのか?後半はニッセイ基礎研究所の社長さんの話で、すげー納得した。自分みたいに、働きもしないで、年金も納めず、しかも障害年金もらってる奴って、はっきり言ってメチャクチャ迷惑なんだろうな。言い方は酷いけど、事実。そら自治体だって血眼になって就労支援するわけだ。

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  8. うーん、2日間で知らず知らずのうちに統計学への理解が凄いことになった。まあ、これも大学受験でさんざん勉強した土台があるからかな?点には結びつかなかったけど。微塵も。

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