2022年7月13日水曜日
Quite helpful.
民法って、
自分で専門書とか買って読んでみても、
まず総則、物権、債権、債権各論、家族法、相続と分かれてることが普通で、
通しで一冊書かれた本がそもそも相対的に少ないうえに、
色んな学説が載ってるうえに、判例はこうです、
みたいに書いてあって、
結局なんなの?っていうのが全く見えてこない。
かといって、資格試験対策の本は、
よく出るトピックを網羅はしているものの、
隙間を埋める理論がないために、
単なる暗記に堕している。
従って、自分で民法的に考えるなんてのは、夢のまた夢、ということが往々にしてある。
今回の武川先生の民法の授業は、
武川先生がすべての回を一人で担当されているし、
もちろん大学の教員として専門的な知識と理論に
裏打ちされた、
しかも圧倒的にわかりやすい講義編成で、
本当に助かりました。
いくらネットで調べればわかる、という時代でも、
専門用語の正確な理解と、理論がなければ、
書いてあることが全くわからないも同然だから、
民法に関わることを自分で調べられるようになった
というのは大きい。
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