ふと思った。
太陽誘電と
傘下の派遣会社の
例を
挙げたが、
よく考えたら、これって
一昔前の
男性と女性にも
当てはまるな、と
思いました。
今みたいに
女性にも
社会的進出の途が
曲がりなりにも
確保されている時代ならともかく、
いちど
男性と結婚して
家庭にはいった
専業主婦ならば、結局
夫の言うことには
従わざるを得ないのが
実情じゃないか?
いきなり
「私は
明日から
好きなように
働くから
アンタは勝手にしろ!」
なんて言える人
なかなかいないよね。
子供を産むリスクを
背負うのも女性だし。
確かに、これは
不公平といえば不公平だ。
なにしろ、夫に
足下みられたら、従わざるを得ないんだから。
それこそ、
親会社と、その傘下の
派遣会社の派遣社員みたいに。
そう考えたら、俺も
いざとなったら
不公平だのなんだの
四の五の言わず、働かなきゃ
いけないんだな。
自分がずっと勉強してきたことを
活かせる場が
高崎にあるだけでも、
ありがたい話だ。
・・・うーん、でも
今からそれを
死ぬまでやれってのは、キツいわ。
とてもサステナブルではない。
・・・ここまで来ると、
もはや自分の人生だから
力ずくで
どうにかしてやろう、というのが
無理に思えてくる。
むしろ、流れに任せたほうが
うまく
いくこともある、と
経験上わかっている。
(それも、ある意味では
それまでの生き方の延長に
あるものなのだが。)
夏目漱石のいう
「則天去私」とは
こういう境地のことを
いうのだろうか。
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