仕事とエンジョイ

今までの人生で 唯一やった 仕事が、塾講師なんだが、 あれは ほんとに 報われなかった。 首都圏の進学校に通う 大学受験生に 英語を教えるのは 楽しかったが。 しかし、百歩譲って 小学生は我慢できるが、 幼稚園児にケンカ売られるのは 我慢ならない。 そのトラウマがあるから、 仕事ってものは 楽しくないし、報われないものだ、と 思っているのかも知れない。 いや、実際 報われない。 でも、ほんとは 報われるかどうかは別として、 面白い仕事ってのも あるのかも知れない。 自分はもう ふざけた 日本人を相手にしたくないからこそ、 英語と韓国語のスキルを 身につけたわけだが、 この年齢になって、 仕事を始めるのに 「楽しい」だけで 選んでいいとは 思わない。 自分が年齢的に中年だから というのも当然だが、 それ以前に 日本の経済的な将来見通しが まったく 視界不良なのに、軽率に 非正規の仕事に 就くのは 危険だとしか 思えない。 障害者として 最低限の生活を保障されているなら、 安易に その立場を放棄 するのは 賢明ではない、と 考える。 ・・・でも、そうやって 「合理的に」考える人が 増えるほど、 消費を手控え、 子供も作らず、 そして 財政ポピュリズムに傾倒する、という 救いようのない シナリオにまっしぐらだな。

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