オッサンの床屋談義
自分は
石破さん
推しだけど、
石破さんが
首相の座にいることで、
将来の先行き
不安から、
消費が落ち込む、というなら、
退陣も仕方ない、と
思う。
確かに、
高市とかが
首相になって、気分的に
消費ムードが改善して
消費が上向くなら、
それはそれで
一つの選択肢ではあると思う。
しかし、重要なのは
一時的な
気まぐれによる
景気回復ではなく、
日本企業が
余剰資金を研究開発に充て、
日本の消費者の財布の
ヒモを緩めるくらいの
「新機軸」を
打ち出すことが
長期的な視野に立った場合、
決定的に
重要なことだろう。
それを抜きにして、
政府と日銀が
大盤振る舞いしてくれるから、
それをアテにして
日本企業も
体質を改善しない、というなら、
本末転倒だ。
むしろ害悪ですらある。
日本企業が
社運を賭けるぐらいの
覚悟で
「新機軸」を
打ち出して、
消費者もその商品に魅力を
感じて
消費する、というぐらいの
勢いがなければ、
この国の未来は暗い。
その場限りの
ユーフォーリアはむしろ
痛みを
麻薬でごまかすのと同じだ。
政治は経済だけが
フォーカスされるべきではないが、
経済に関していえば、
そういうことが
言えるだろう。
ただ、かなり
難しい選択でもある。
日本企業が、政治の
その場限りの
バラマキで景気がよくなったところで、
かえって
何も
変わらない、というのが
アベノミクスの教訓といえるだろう。
そういう意味では、
国民の側の
危機意識もかなり大事だ。
無駄に財布のヒモを
緩めろ、などとは言えないが、
「良いもの」よりも「安さ」を
追い求めた
消費者行動が、
日本企業の保守的な
経営体質を助長した側面も
否めない。
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