「都市社会学講義」 吉原直樹 筑摩書房
非常に言葉が巧み。
文系人間には
心強い。
データとか統計とかで
ゴリゴリやるのが
好きな人には
決して
おすすめしない。
でも、いかつい
見た目とは裏腹に
超おもしろそう!
(゚∀゚)
かなり哲学的。
アメリカのプラグマティズムの知識が
あったほうがいい。
都市社会学の哲学的基盤が
創生期の学者たちの間で
型作られたことは
わかる。
・・・これは凄い本だぞ。
久しぶりにこんな
エキサイティングな本を読んだ。
松原先生に批判されたことを
否が応でも意識しながら
本を読んでいると、こういう
「ちゃんとした本」の、
細かい註釈が大事だったり、
自分の記述が
どこを参照して論じているのかを
明示したりとか、
そのうえで
どこで自分の意見を出すのか、とか、
アカデミック・ライティングとは
どんなもんか、を
意識しながら読むと、色々と
勉強になる。
やっぱり、学生のうちは
叱られてナンボ。
・・・これは
だいぶ面白い。
こんな本が世の中に
あったんだなー。
・・・これは完全に文系の本だね。
理系のひとからすれば、こんなものは
学問ではない、と
言いたくなるだろう。
ただ、自分にとっては
最高に面白いし、きっと
役に立つ。
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