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日々反省

ここ数日、 ちゃんと 心を落ち着けて 勉強らしい 勉強を 出来ていない。 やはり、プライドが 邪魔しているのかも 知れない。 プライドがないと いつも ヘコヘコしていて 疲れてしまうものだが、 変な プライドで凝り固まっても、 やはり 物事が 見えなくなってしまう。 そこらへんの バランスを日々 自覚しながら、 卑屈にもならず、 かといって 盲目にもならず、 という 反省を日々 やっていくことが 大事なんだろう。 今回の 埼玉りそな銀行の 貸金庫についても、 別に 母親に無理強いされた ことなどないし、 ただ、 心理的に 姉と俺の 板挟みになって、 汲々とする、というような場合、 決まって 母親が 俺の気持ちを無視して 姉の立場を 擁護してきたことに、 今さらながら ムカついてきた、という 過去の話であって、 今回は そうではなく、 母親が 板挟みになりながらも、 頑張って 羽生と高崎を ひとりで 往復してくれた、という 話だった。 それは なかなか 責める性質のものでもない。 ただ単に 俺の心の中の 火薬庫に 火がついた、という だけのことだった。 いずれにせよ、プライドは 大事だが、 同時に 物事が 見えなくなる 危険性もある。

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