2025年1月31日金曜日

失われた30年

日本経済の停滞には 色々と シナリオがあり得ると 考えられる。 アメリカからの外圧で 市場開放、 新自由主義的政策を 要求された 結果だとか、色々と 理屈はあると 思う。 しかし、個人的には 日本企業の体質の問題も かなりあるんじゃないかと 考えている。 つまり、大企業が 大きくなりすぎて、 企業組織の規模の大きさの メリットよりも、 デメリットのほうが ウェイトが大きくなってしまったのではないか。 そして、 日本は経済大国だ、という 慢心が、 本質から目を逸らし、 対症療法的に ズルズル来てしまった。 そのうえ、 情報通信革命や、その後の 第4次産業革命とも 言えるような 世界経済の潮流の変化に、 金融業界も 含めて、 パラダイムシフト出来なかった。 この2点が 大きいと思われる。 そして、そこに生きる人々の発想も、 大学まで行って なるべく 大きい企業に就職したものが 勝ち、という 価値観が浸透した結果、 大学が 教育機関、研究機関としての 競争力を失ってしまった。 もちろん、人口動態の問題や、 それに 伴う 社会保障関連の問題も、 ほとんど 手つかずのまま 来てしまった。 ある意味では 日本人によくある失敗を 繰り返したのではないだろうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿

失われた30年

日本経済の停滞には 色々と シナリオがあり得ると 考えられる。 アメリカからの外圧で 市場開放、 新自由主義的政策を 要求された 結果だとか、色々と 理屈はあると 思う。 しかし、個人的には 日本企業の体質の問題も かなりあるんじゃないかと 考えている...