描写が凄い。
マルセル・プルーストの
「失われた時を求めて」
(光文社)
の
第1巻を
読んでるんだけど、
すごいなあ、と
つくづく
驚かされる。
やっぱ
フランス文学ってのは
すげえわ。
なんつーか、ああ
そういえば
子供の頃
こんなこと
考えたり
感じたり
したな、とか、
あるいは
大人になっても、
他人には
言えないけど
密かに
こんなこと
考えてる時って
あるよね、
みたいな。
そういう
秘めた
感覚を、ほとんど
百科事典なみに
描写している。
しかも
ひたすら
優雅に。
まさに
「失われた時を求めて」
という
タイトルが
ぴったり。
かといって、
決して
露悪趣味ではないし、
読んでいて
懐かしい気持ちになったり、
ギクリとしたり。
いやはや、確かに
これは
文学史に名を残す
傑作だ。
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