2024年10月13日日曜日

貨幣数量説 (再掲) なぜ貨幣供給量を増やすと物価があがるのか?

完全雇用実質GDP✕物価=貨幣量✕貨幣の流通速度 (瀧川好夫先生「金融経済論」面接授業 自筆メモより) この等式は古典派経済学の発想なので、完全雇用は常に達成されていると想定されているので、物価は貨幣量と貨幣の流通速度で決まる。 従って、貨幣量を増加させれば、物価は上がる。 「貨幣の 所得流通速度が一定不変で, かつ 伸縮的な 価格メカニズムの作用により 実質産出量 (実質国民所得) の水準が 長期の 均衡値に 一致するならば, 貨幣数量の変化は 国民所得の 大きさや構成には なんら影響を与えず, ただ 物価水準を 比例的に変化させる と 主張する説。」 有斐閣経済辞典第4版

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