2023年2月4日土曜日

ケインズ経済学

ケインズ経済学は、 どうしても 財政出動ばかりが 注目されるが、 もちろん 金融政策も 重要。 とはいえ、 ケインズ経済学は 不況時の経済学であって、 人々の マインドが 負のスパイラルに ハマってしまいそうな時に、 政府のバックアップで 人々のマインドを安定させ、 経済を落ち着かせる ことが 最大の眼目。 日本みたいに 漫然と続けるのが 本質ではない。 そういう意味では、 ケインズ経済学は 人々の マインドに働きかける 「サプライズ」の 要素を 多分に含んでいる。 世界恐慌の時に フランクリン・ルーズベルト大統領が ラジオを通じて 銀行の役割を 人々に訴え、 銀行への取り付け騒ぎを 鎮めたようなことも、 立派な 経済政策。 果たして 今の日本の政治家に それだけの力量がある 人物がいるか? もう 財政も金融も 完全に 弾切れじゃないか。 https://jp.reuters.com/article/japan-economy-idJPKCN1QP0DX

0 件のコメント:

コメントを投稿

妄想卒論その7 (再掲)

「ウォール街を占拠せよ」 を 合言葉に 米国で 反格差のデモが広がったのは 2011年。 怒りが新興国に伝播し、 米国では 富の集中がさらに進んだ。 米国の 所得10%の人々が得た 所得は 21年に全体の46%に達した。 40年で11ポイント高まり、 ...