2022年12月17日土曜日

英語で「道」を語る

放送大学の 英語の授業で、 タイトルの 講座があり、 時間もあるので、 教材も調達して 勉強し始めました。 最初は、 簡単過ぎて やる価値ないかと 思いましたが、 いざ始めて見ると、 日本人のこころ、 つまり発想を 英語で表現する、 という知的でスリリングな 試みの中から、 これは使える! という表現が 1ページ目から 詰まっていて、 これは いいものを見つけたぞ! と 掘り出し物に 出会った気分です。 しみじみと 体に染み込ませたい 表現が たくさんあります。 日本語と英語は発想そのものが違うから、 日本語の発想を 英語で伝えるには どうすればいいか、 という 問いに対する ひとつの答えに なっていると思います。 ・・・素晴らしいね。 昨日今日と 茶道の話でしたが、 簡単な単語でも、 なるほど! こういう使い方があったか!と 非常に勉強になります。 ・・・スクリプトを書き下ろしたのは 斎藤兆史東大大学院教授だけど、 久しぶりに 日本人指導者が日本人学習者のために 書いた 英文に触れると、 やっぱり日本人の発想で英文書くからか、 そうそう、 こう言いたい時どうすればいいか 知りたかったのよ! っていう表現が 沢山載ってて、非常に参考になる。 ・・・2日間で半分終わらせた。 よく日本人の思考の型を捉えてるな、と思います。 これを英語で表現する方法を 習得できたら、かなり強みになるんじゃないかな。 ・・・これは相当な意欲作かつ野心的な試みですね。 ・・・あらかた終わった。 ああ、日本人て言われてみればそんなもんかな、という 話が多かった。 後半になるにつれ、 前半で論じた内容が 基礎となって、 話が進むので、 単に 日本人っぽい話、 という内容ではなく、 英語の達人である 斎藤兆史先生が 真摯に 日本文化の底流を洞察し、 それを 英語で伝える、 という 非常に意義深い講義でした。 日本人としてのアイデンティティを固めたうえで、 国際人としての 英語力を身につける、という意味で、 大変勉強になりました。

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