2022年11月29日火曜日

啓蒙という時代と漱石

で、どうなのよ? 面接授業受けてきて。 近世ロシア史の 授業を受けた時にも ちょっと 思ったけど、 日本にとって 一番近い 「西欧」って、 その当時は ロシアだったと思うし、 ちょっと漱石よりも 時代は早いけど、 ちょうど 時代の流れとして、 啓蒙専制君主3人組の影響は 無視できないよね。 ロシアのエカチェリーナ2世、オーストリアのフランツ・ヨーゼフ、プロイセンのヴィルヘルム・フリードリッヒ2世。 この国々を、 日本はお手本にしてたんだから、 追いつけ追い越せで、 啓蒙は疑いもなく良いものだ! というノリでやってたんだろう。 その 啓蒙理性に身を投じながらも、 反発を覚えた、という筋も、あるだろう。 現実に、 その当時の 日本社会は、 劇的に 変化し続けていたのだから。

2 件のコメント:

  1. キリスト教哲学の歴史@八戸サテライト、近世ロシア史@東京文京、近代日本経済史@北九州サテライト、ソクラテスに批評精神を学ぶ@茨城大学、近代日本内閣史@神戸大学。すべてが相互に有機的に繋がった、素晴らしい授業でした。

    返信削除
  2. ここが一応のゴールだけど、同時にスタート地点でもいいんじゃないか?

    返信削除

曽根崎心中 (再掲)

愛という感情が日本の歴史上にも古くから存在していたことは、 源氏物語にも書かれていることで、わかる。 しかし、 日本の宗教観念には、愛を裏打ちするものがない。 改行(節目節目で改行がある方が効果的。以下、同じ。) 曾根崎心中は、 男が女郎をカネで身受けしようとするが、...