2022年11月4日金曜日
レポート下ごしらえーその1 2022/11/3 日経新聞7面より
韓国のサムスン電子は、2027年、髪の毛の太さの60万分の1に相当する1・4ナノメートルの回路線幅を持つ半導体を量産するという。今より3世代先の技術であり、実現すればもちろん世界初だ。
だが、1・4ナノはスマホの性能によほどの不連続な進化でも起きない限り、過剰なスペック(仕様)になる。
では、1・4ナノの半導体は何に使われるのだろうか。
間違いなく、データセンターや人工知能、量子コンピュータの周辺機器など「高性能コンピューティング」と呼ばれる領域になる。
データセンターはもはや人類共有の巨大コンピュータといっていい。
車の開発やコンビニエンスストアの日々の運営など、大量のデータを瞬時に処理し、新サービス開発などにつなげていく。
そうしたクラウドコンピューティングは今後も需要が拡大し、高性能の半導体を求め続ける。
半導体の技術革新は、個人が使いこなせる能力をはるかに超越する、という意味では人間と機械の逆転を示す一種の「シンギュラリティー」と呼べる節目かもしれない。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
曽根崎心中 (再掲)
愛という感情が日本の歴史上にも古くから存在していたことは、 源氏物語にも書かれていることで、わかる。 しかし、 日本の宗教観念には、愛を裏打ちするものがない。 改行(節目節目で改行がある方が効果的。以下、同じ。) 曾根崎心中は、 男が女郎をカネで身受けしようとするが、...
-
2021年の大河ドラマは、渋沢栄一を扱っていたが、蚕を飼って桑の葉を食べさせているシーンがあったが、蚕を飼うということは、最終的に絹を作って、輸出するということだから、既に世界的な市場と繋がっていて、本を辿れば、あの時代に既に農家も貨幣経済に部分的に組み入れられていたということ。...
-
もし、日銀が目的としている2%の物価上昇が実現した場合、国債の発行金利が2%以上になるか、利回りが最低でも2%以上になるまで市場価格が下がります。なぜなら、実質金利 (名目利子率-期待インフレ率) がマイナスの (つまり保有していると損をする) 金融商品を買う投資家はいな...
0 件のコメント:
コメントを投稿