2022年5月21日土曜日

労働法判例

公務員の政治的活動が禁止されてるってのも、労働法の世界では判例の積み重ねでそうなってるんだけど、民間でも、労働組合が日本では産業別ではなく、企業別に結成されているところが特徴的。 フランスでは、国営鉄道が、帰省シーズン真っ最中にストライキやったりとか、病院がストライキするとか、日本じゃ考えられないことが普通に起きるらしいんだけど、日本ではなぜそうならないかと言えば、労働組合が、企業別に結成されていることが大きい。 つまり、企業別だと、あまり自分の会社に過度な要求をすると、競合他社との競争に不利だから、妥協する。 それが一昔前までは日本企業の強みだったんだけど、今では労働者搾取の一因にもなっていることは想像に難くない。 フランスの労働分配率の高さと、日本の労働分配率の低さを考えれば。

0 件のコメント:

コメントを投稿

たぶん

思うに、 俺は 調子に乗っていたんだ。 折に触れて あの 政治学入門@三島の レポートは やっぱり ああいう内容に なるのが 必然だ、とは 思うが、 しかし、 俺は この世の中の 政治・経済を すべて 語ろうとした、あるいは 語った気になってい...