2022年5月18日水曜日

意味分かんない

https://diamond.jp/articles/-/303337 ダイヤモンド・オンラインって、たまに暴論平気で載せるよね。前も、室伏とかいう自称政策コンサルの暴論を載せてたけど、この山崎元って人も、肩書は立派なのに、なんでこんなトンチンカンなこと平気で書けるんだろう?と思うわ。統合政府で見れば大丈夫っていう類の財政論があるのかどうかは知らんけど、統合政府で見るなら、別に政府の借金である国債を日銀に買わせる必要なんかなくね?他に買ってくれる主体がいれば、そっちに買ってもらえばいいじゃん。日銀と政府のバランスシートを統合すれば云々て話も、そもそもストックからしか論じてない点で問題だが、日銀と政府のバランスシート合わせて見れば大丈夫って話だと、じゃあ政府と日銀のバランスシートを「統合」(この場合の「統合」というのが何を意味するのか、会計の知識が乏しい自分にはわからないけど)したとして、それでもヤバくなったらどうすんの?もうほんとにケツの毛まで抜かれて鼻血も出ねえって状態になるまで借金しろっていうわけ?そんだったら、もう日銀が国債買えなくなっても、アメリカが日本国債買ってくれるから大丈夫、とかいう話になりかねない。そう考えれば、そもそも既に日銀以外に日本国債を(異常な高値で)買ってくれる主体がいないってことが問題で、しかもその状態から抜け出ることができないまま、政府が赤字国債を垂れ流し続けるっていう状態が続いた場合、日本円の価値、換言すれば日本円の信用を、どう担保するんですか?って話になるだろう。

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