2022年5月31日火曜日

明日から値上げラッシュらしい。

ウクライナ情勢による資源価格高騰と、円安によって、6月から食料品もかなり値上げされるらしい。 消費税を2%あげるのは反対の大合唱を上げるのに、どうせ物価が上げるのは同じなのに、政府に対する怨嗟の声が上がらないのが不思議。 ウクライナ情勢はともかく、円安は大方日銀の政策によるものじゃん。 それでも、安倍が日銀に国債買わせておけば心配ない、と発言しても、大して批判が起こらない。 日銀が国債買えば買うほど、金融緩和から抜け出すのが難しくなるっていう理屈が、大方の消費者には分からないらしい。 金融緩和から抜け出せないってのは、金利を上げられない、したがって趨勢的に円安にならざるを得ない。 しかも、物価が上がるってことは、金利に上昇圧力がかかる。(フィッシャー効果) もし今後も日銀が金利抑圧政策を続ければ、物価上昇による円の購買力低下を埋め合わせるために、株に資金が流れ込んだり、あるいは米国債を買うなどの行動が起こるだろう。 その時、国内の円資産で日本国債を買い支えられるのか?という疑問が湧いてくる。 言わずもがな、賃金は上がらない。 製造コストの高騰で企業物価は高騰してるのに、最終製品に転嫁できず、今回は消費者の反応にビビりながらようやく値上げしたんだから、賃金なんか上がるはずがない。

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