2022年3月31日木曜日

エイプリルフール

うちらの親世代は、ちゃんとした会社の勤め人で、まじめに働いていれば、部長、最低でも課長ぐらいになれた、という感覚だったと思うんですが、それって、実は会社自体が成長して大きくなってたから、そのぶんポストの数自体が多かったから、とも言えませんか?いま、正規非正規の格差が開いて、大企業の正規社員でも人並みの暮らしをするのに汲々としている、というイメージがありますが、それって、単純にこの30年日本経済が成長してなくて、ふつーにやってれば昇進できるっていう時代じゃなくなった、てこともありそうですよね。それを抜きにして、オトウサン世代から、近頃のワカモノは、とばかり言われるのは、ちょっと違うのかな、とも思います。しかも、そういうオトウサン世代、そしてそれを支えてきたオカアサン世代の社会保障費のために、我々やその子孫の世代が、莫大な借金を負わされている、という構図、おおまかに考えても、ちょっと無理ゲーな感じがしますよね。現に、医療・福祉の分野に人が集まるのも、そこにあり余る需要があるからで、単純に食いっぱぐれないからですよね?特に、医者は、ガチガチの規制で守られているから、ほとんど特権階級のようですが、福祉は、それこそ足元見られて、悲惨な待遇を受けている、というのは偏見かも知れませんが、そういう話はよく聞きますよね?しかも、この高齢者優遇システムが、選挙という仕組みでは、改善されるどころか、むしろ強化されている。なぜなら、単純に高齢者のほうが数が多いし、投票率も若年者よりも高いから。そうなれば、政治だって高齢者にキビシクはなれない。政治家は当選してナンボですから。

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