2022年3月21日月曜日
文系軽視の弊害
三橋みたいな詐欺師のいうことを信じる人がこれだけいるってのは、経済学の知識の問題っていうより、政府とはそもそも何なのか?ということを、大学レベルでも、法学部政治学科でもない限りちゃんと教えないのが原因なんじゃないかな?かくいう自分も放送大学で山岡龍一先生に社会契約論を叩き込まれる前までは全然知らなかったけど、日本の教育における文系軽視の潮流が強すぎて、政治哲学の基礎的なことがほとんど教えられてない弊害が、三橋みたいな詐欺師を生み出していると思われる。三橋を信じてる人は、そもそも政府とは国民とは完全に別個に存在していて、政府が滅びようが知ったこっちゃないし、うちらには所詮なんの関係もないことだし、政府が紙幣さえ発行できればそれでどうにかなる、とでも思っているんだろう。その無責任な発想は、経済学の知識の問題ではなく、政治学の知識の貧困に由来すると思われる。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
曽根崎心中 (再掲)
愛という感情が日本の歴史上にも古くから存在していたことは、源氏物語にも書かれていることで、わかる。 しかし、日本の宗教観念には、愛を裏打ちするものがない。 改行(節目節目で改行がある方が効果的。以下、同じ。) 曾根崎心中は、男が女郎をカネで身受けしようとするが、心中する、という悲...
-
2021年の大河ドラマは、渋沢栄一を扱っていたが、蚕を飼って桑の葉を食べさせているシーンがあったが、蚕を飼うということは、最終的に絹を作って、輸出するということだから、既に世界的な市場と繋がっていて、本を辿れば、あの時代に既に農家も貨幣経済に部分的に組み入れられていたということ。...
-
もし、日銀が目的としている2%の物価上昇が実現した場合、国債の発行金利が2%以上になるか、利回りが最低でも2%以上になるまで市場価格が下がります。なぜなら、実質金利 (名目利子率-期待インフレ率) がマイナスの (つまり保有していると損をする) 金融商品を買う投資家はいな...
0 件のコメント:
コメントを投稿