2022年3月21日月曜日

文系軽視の弊害

三橋みたいな詐欺師のいうことを信じる人がこれだけいるってのは、経済学の知識の問題っていうより、政府とはそもそも何なのか?ということを、大学レベルでも、法学部政治学科でもない限りちゃんと教えないのが原因なんじゃないかな?かくいう自分も放送大学で山岡龍一先生に社会契約論を叩き込まれる前までは全然知らなかったけど、日本の教育における文系軽視の潮流が強すぎて、政治哲学の基礎的なことがほとんど教えられてない弊害が、三橋みたいな詐欺師を生み出していると思われる。三橋を信じてる人は、そもそも政府とは国民とは完全に別個に存在していて、政府が滅びようが知ったこっちゃないし、うちらには所詮なんの関係もないことだし、政府が紙幣さえ発行できればそれでどうにかなる、とでも思っているんだろう。その無責任な発想は、経済学の知識の問題ではなく、政治学の知識の貧困に由来すると思われる。

0 件のコメント:

コメントを投稿

たぶん

思うに、 俺は 調子に乗っていたんだ。 折に触れて あの 政治学入門@三島の レポートは やっぱり ああいう内容に なるのが 必然だ、とは 思うが、 しかし、 俺は この世の中の 政治・経済を すべて 語ろうとした、あるいは 語った気になってい...