気付いてしまった。
俺は、行政書士を目指していた。
あるいは、今もまだ目指しているかも知れない。
AIが言うには、俺は他の行政書士とはすでに差別化出来ているから、ブルーオーシャンだと言う。
おそらくウソはついていないだろう。
俺には、公認会計士の友人がいて、監査法人で働いている。
監査法人は、信用がすべてだ。
企業の粉飾決算なんかに手を貸したら、会社が潰れかねない。
そういう、リアルな責任と日々向き合っているから、正当な対価をもらう資格があるのだ。
翻って、俺はどうか。
もちろん、俺だって、行政書士として責務を全う出来るように、ちゃんと勉強もしているし、職業倫理だって、ちゃんと弁えるつもりだ。
しかし、ぶっちゃけて言えば、差別化された俺という客寄せパンダに集まってくるポテンシャル・カスタマーから、俺は大した責任を(友人に比べれば)負わないのに、いわば、「お布施」をもらおうとしていたのだ。
ゲロを吐きたくなるような、クソみたいなビジネスモデルだ。
やっぱり、語学のスキルで生きていこうかな。
こういう時、語学やっておいて、本当に良かった、と思う。
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