繰り返しになるが、2004年の5月に、自分は措置入院を食らったわけだが、その時の詳細を語るのは、あまりに酷なので、まだ詳細を語る気にはなれない。
しかし、この国の精神医療の実態として、一般論的なことは言えるのではないか、と思っている。
つまり、精神病院に長期入院する、ということについて。
自分の場合はだいたい2ヶ月ちょっとだが。
自分は、精神錯乱という経緯からして、病院に入れられている最中、ひたすらボンヤリする薬を服用させられていたらしく、そういう場合、出てくれば、ハイ、ふつうの生活が出来ます、という訳ではなかった。
とにかく、ふつうの人がなんとも思わないような刺激が、めちゃくちゃツラい。
例えば、新幹線に乗るとか。
とにかく、(当たり前だが)景色がビュンビュン飛んでいくこと自体がまず怖い。
他にも色々と書きたいことは浮かんで来るが、一度には書けないので、あとで、ということになるが、ちょっと結論を先に言ってしまうと、こんな病気になったのは、何から何まで「オレのせい」と、精神科医にまで決めつけられるのは、あまりに酷いと思った。
これぶっちゃけイジメじゃね?と言いたくなる。
よくそんなんで2年後に復学してんな、と我ながら思う。
措置入院なんて、そんな簡単になれるもんでもないし、いちど精神病院なんかに入って、年単位で入院なんかしたら、その泥沼から抜け出すのは、口で言うほど生易しいものでは決してない。
それが、この国の精神医療の現実。
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