2024年9月22日日曜日

私見

いわゆるJTCがイマイチなのは、雇用慣行の問題だと思います。つまり、年功賃金制と、終身雇用です。いま会社組織で上のほうに居る方たちは、若い頃に、過酷な就労実態を、相対的に安い賃金で我慢しました。その見返りが、現在の、働かないで賃金が高い、という現状と私は考えています。当然、企業からすれば、そのような方たちは、富を産み出さないのにやたら人件費が掛かる存在です。しかも頭かたいです。でも首切れません。そういう方たちが、会社組織の上のほうに居るからです。そのしわ寄せは、若年層に押し付けられます。そんな組織に、海外留学までして入りたいですか?と、いうのが私の見解です。また、これは日本社会全体の縮図でもあります。 一番かわいそうなのは、中間管理職として働いている中堅層です。部下と上司の板挟みになり、責任と仕事ばかりが増えます。しかも給料たいして上がりません。しかも、いろんなもの背負っちゃってます。家庭とか住宅ローンとか。それなのに、辞めるに辞められません。地獄です。

0 件のコメント:

コメントを投稿

妄想卒論その7 (再掲)

「ウォール街を占拠せよ」 を 合言葉に 米国で 反格差のデモが広がったのは 2011年。 怒りが新興国に伝播し、 米国では 富の集中がさらに進んだ。 米国の 所得10%の人々が得た 所得は 21年に全体の46%に達した。 40年で11ポイント高まり、 ...