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メモ

6月に、富山で 「事例から学ぶ労働法」という 面接授業が あるんだが、 スケジュールがタイトに なってたりして、 お金もかかるし どうしようかと 思っていたんだが、 組織論の視点から 捉えれば 面白いんじゃないか、という 気がしてきた。 いま 日経新聞の「やさしい経済学」の コラムで 組織論について 連載しているし、 放送授業の 「経営学入門」で 組織論の話も 聴いてるし、 なにより、 坂井素思先生の 「貨幣・勤労・代理人」が 組織論の話だと ようやくわかって、 これならば 自分にも 馴染みのある話だ、ということで、 予め 繋がりのある話だと 思っていけば、 あまり ストレスを感じずに 受講できる。 もちろん、放送授業の 「雇用社会と法」の 補完的役割を期待している 面もあるが、 それ以前から、 「組織」という これまでに生きてきた 人生のなかで 経験した ことをベースにして 考えられる、というのは 大きい。 ・・・脳内で、なにかが バチッと来た。 いま 日経新聞の 「私の履歴書」で 元日本商工会議所会頭の 三村明夫さんの 連載やってるし、 人間組織なんて言ったら、 それこそ 俺の大好物の 思想・哲学じゃん! と。 バチーンと繋がった! ・・・あー、でもダメだわ。 節約しなきゃっていう 自己暗示なのか なんなのか よくわからないが、 良心の呵責? を 通り越して、 辛くなってくる。 こうやって お金を使うことが。 ・・・今週末の 「カント『実践理性批判』を読む」@大宮 も、 知ってるつもりで、 行ってみたら 行ってみたで、 けっこう 刺激的なんだろうな。 とりあえず 大宮ぐらい 行っても バチは当たらないだろう。 ・・・幸か不幸か? 今日と明日の 埼玉も 6月の 富山も、 そんな ハードな授業では ないっぽい。 案ずるより産むが易し だな。 楽に行こうぜ。 ・・・うーん、あんまり イージーな授業だと 思うと わざわざ 行く気が失せる。 なかなか 厄介だな。 俺も。 ・・・超意外なことに、 今日の埼玉は めちゃくちゃ 面白かった。 まさに 白熱教室!!!

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夏目漱石とアドルノ:「それから」を題材に (再掲)

1. 序論:『それから』に映し出される明治期の近代化 本稿は、夏目漱石の小説『それから』を題材に、日本の近代化がもたらした状況と、それが個人の経験に与えた影響について考察するものである。特に、経済的豊かさが生み出す「自家特有の世界」への耽溺と、それが最終的に経済の論理に絡め取られていく過程、そしてテオドール・W・アドルノが指摘する、社会の合理化と精神世界における非合理への慰めを求める人々の傾向を、作品を通して分析する。 日本の明治時代(1868-1912年)は、長きにわたる鎖国状態を経て、1853年の黒船来航を契機に世界と対峙し、驚くべき速度で西洋の制度や文化を取り入れ、「近代国家」への道を歩んだ画期的な時代である 。この時期には、鉄道、郵便局、小学校、電気、博物館、図書館、銀行、病院、ホテルといった現代の基盤となるインフラや制度が次々と整備された 。政府は「富国強兵」や「殖産興業」といった政策を推進し、工場、兵舎、鉄道駅舎などの建設を奨励した。また、廃藩置県や憲法制定といった統治制度の変更に伴い、官庁舎や裁判所、監獄などが建設され、教育制度の導入は学校や博物館の整備を促した 。    西洋化の影響は日常生活にも深く浸透した。住宅様式においては、外国人居留地を起点に西洋館が普及し、やがて庶民の住宅にも椅子式の生活スタイルが段階的に浸透した 。食文化においても、仏教の影響で長らく禁じられていた肉食が解禁され、西洋列強との競争意識から日本人の体格向上と体力増強が期待された 。洋食は都市部の富裕層を中心に広まり、カレーライスやオムライス、ハヤシライスといった日本独自の洋食が定着した 。大正ロマン期(1912-1926年)には、西洋文化と日本独自の文化が融合し、「モガ」や「モボ」と呼ばれる若者たちが洋装に身を包み、カフェで音楽や映画を楽しむ「自由でおしゃれな空気」が醸成された 。経済面では、明治後期から軽工業が発展し、日露戦争前後には鉄鋼や船舶などの重工業が急速に発展し、日本の近代化を加速させた 。第一次世界大戦期には工業生産が飛躍的に増大し、輸出が輸入を上回る好景気を享受した 。    『それから』(1909年発表)は、夏目漱石の「前期三部作」の二作目にあたり、急速な近代化が進む日本を背景に、個人の欲望と社会規範の...

旬報社 (再掲)

もし、日銀が目的としている2%の物価上昇が実現した場合、国債の発行金利が2%以上になるか、利回りが最低でも2%以上になるまで市場価格が下がります。なぜなら、実質金利 (名目利子率-期待インフレ率) がマイナスの (つまり保有していると損をする) 金融商品を買う投資家はいないからです。国債 (10年物) の利回りは0.1%程度 (2018年11月現在) ですが、それが2.1%に上昇した場合、何が起こるでしょうか。政府の国債発行コストが跳ね上がるのはもちろんですが、より重要なことは、国債価格が暴落し、国債を大量に保有している銀行に莫大な評価損が出ることです。 経済の論点 旬報社 72ページより

据え膳食わぬは男の恥 (再掲)

20年前、 2003年の大晦日に 館林の 中学の同級生の家に 集まって、 もう 彼ら カラオケとかボーリングじゃ 飽き足りなくなってて、 車の免許も 持ってるから、 太田の 歓楽街に連れてかれて、 オッパブ行くことになって、 しょうがないから 付いてった。 今だに キャバクラすら 行ったことのない俺が。 出されたものは 丁寧に頂戴しないと、ということで、 丁重に いただいたら、 風邪ひいた。 そうだよね。 知らねーオッサンと 間接キスしてるのと 同じだもんね。 人間20年もあれば 成長するな。 他のやつは オッパブのあと ピンサロとか行ったみたいだったが、 俺は 勘弁してもらって、 屋台のドネルケバブ食ってたら、 連中とはぐれて ケータイも彼らの 車の車中に置いたまんまだったから、 しょーがねーから 太田駅まで行って、 始発で羽生帰ろうと思って コンビニで立ち読みして 時間潰してたら、 探しに来てくれた。 やっぱ 俺の考えることは 理解しているらしい。 もっとも、駅前にいなかったら それ以上 探さないとは言ってたが。 今じゃ みんな立派になったよ。 外科医とか物理学者とか消防隊員とか。 フラフラしてんのは 俺ぐらいだね。 でもまあ、中学の同級生と 年末に集まったのは それが 最後になっちゃったな。 (あれ、違ったかな? あんま覚えてない。) たぶん 会っても、話が噛み合わない。 共通の話題といったら 共通の知り合いの話ぐらいしか ネタがないし、 言うまでもなく 自分は 彼らとは 高校違うから。 彼らみんな理系だから、 ド文系の俺の話には 興味ないし、 俺も 理系の専門的な話は まったく わからない。