2023年11月8日水曜日

鉄鉱石 (再掲)

俺:授業で拝聴した通り、日本が良質な炭鉱に恵まれたのは理解できたのですが、鉄鉱石はどこから調達したのでしょうか? 特に、官営八幡製鉄所で鉄を生産する際、石炭は筑豊炭田が近くにあったことは授業でも触れられていましたが、鉄鉱石はどこから調達したのでしょうか? 残念なことに理数系の知識が欠落している私には、そもそも鉄鉱石とは何なのか、ということすらよくわからないのですが、可能性としては中国のカンヤヒョウコンスかな、と思われるのですが、日露戦争前に既に中国東北部を実効支配、あるいは経済的統制の下に置いていたのでしょうか? 長くなり恐縮ですが、お答えいただければ幸甚です。 先生:小林さん お久しぶりです。 鉄鉱石は、明治初期には、朝鮮、中国東北部(満州)から輸入してたと 思います。日本の産業革命が一応の成果を得た時期、日清戦争から 日露戦争前後までの10数年間で、近代化の基盤となる鉄鋼業を官営にて はじめた八幡製鉄所の大規模な製鉄業のために、「満州」から鉄鉱石を 輸入するようになります。このことも一因となり、日本政府・軍の満州への 侵略が一層促されていきます。 この問題について、たしか『日本の満州支配』という本があったと思います。 金光男 俺:お返事ありがとうございます。 google bardに聞いてみたら、自信満々でオーストラリアと回答してきたので、やはり生成AIに頼るのは危険ですね。 こういうご時世だからこそ、専門家の存在意義は大きいと思われます。 ありがとうございました。

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