台湾、朝鮮半島、中国東北部
(満州)
に対する、
日本の植民地支配を、
実証的に論じる授業でした。
情報量が多すぎて、
疲れて2日目の途中でリタイア。
でも、
広い意味で
近代日本経済史とも言える内容で、
タメになりました。
迷ったら夢のある方へ。
それが私のモットーです。
・・・救済措置で
昨日までに
レポート提出すれば
評価はしてくれる、という
ことだったんだが、
普通に
難しくて、書かないまま
期日を過ぎてしまった。
出題されてる側からすれば
こんなの簡単だろ?
授業で喋ったし
レジュメにも書いてあるじゃん。
て
とこなんだろうけど、
俺
データから
何かを読み解くとか
全然できない人間なのよね。
割りと
自由なお題なら
かえって
答えやすいんだけど、
出題者から見て
答えが
一義的にしか
出てこないタイプの
設問は苦手だ。
それにしても
気分は浦島太郎だね。
岡山の東横インに
10連泊もすれば。
東横インの朝食が
タダなんだけど、
こんな美味しくてバランスの取れた
朝食タダで出しちゃって、
経営大丈夫なのかな?と
かえって
不安になる。
生野菜もあるし、
タンパク質もあるし、
特に
オクラの胡麻和えとか
あったのは嬉しい。
そういうのって、なかなか
市中に売ってないんだよね。
毎朝
オクラの胡麻和え
大量に食べてた。
生野菜も欠かさず。
おかげで
10連泊しても
体調を崩さなかった。
・・・ウツだ。
岡山に10連泊もして
2週連続で
面接授業いれたのに、
レポート書けなかった。
悪口を言う積りはないんだが、
レポートはもっと
自由に書かせて欲しかった。
国立大学の入試問題のような
試験は
苦手だ。
自分も
ネタが尽きて
レポートの使いまわしみたいに
なってただろうけど、
何かしら
面白いレポートは
書けたと思う。
授業聞いて、レジュメの資料から
読み取れば
一義的に
解答が得られる、という
ような
レポートは苦手だ。
もっと自由に書かせて欲しかった。
・・・振り返ってみれば、
満州はよく語られるから
普通に
世界史勉強した人なら
知ってるし、
ああ、満州ね、て
感じだけど、
日本による
朝鮮半島、ましてや台湾の
植民地支配の実態など
なかなか
聞ける話ではないので、
単位取れなかったとはいえ、
貴重な話を聞けました。
・・・そうだそうだ。
台湾からは
とりわけ
砂糖、
朝鮮半島からは
米を
日本に移出
(輸出)
してたって話だったな。
中国東北部では
カンヤヒョウコンスで
鉄鉱石を確保してたって
話だったな。
茨城大学で受けた授業で
日本は
石炭に恵まれていたが、
鉄鉱石はどうしていたのか、
講師の金光男先生に
お聞きしたが、
やはり
カンヤヒョウコンスからだ、と
仰っていたと
記憶している。
レジュメを見返したら、
中国東北部に
在華紡という日系の
綿紡績業が進出して、
綿製品を輸出してたって話だった。
これが
帝国主義でなくてなんなのか?
とても
欧米を批判できるような
有様じゃないだろ。
・・・話が繋がった。
行ってきた甲斐がある。
1. 序論:『それから』に映し出される明治期の近代化 本稿は、夏目漱石の小説『それから』を題材に、日本の近代化がもたらした状況と、それが個人の経験に与えた影響について考察するものである。特に、経済的豊かさが生み出す「自家特有の世界」への耽溺と、それが最終的に経済の論理に絡め取られていく過程、そしてテオドール・W・アドルノが指摘する、社会の合理化と精神世界における非合理への慰めを求める人々の傾向を、作品を通して分析する。 日本の明治時代(1868-1912年)は、長きにわたる鎖国状態を経て、1853年の黒船来航を契機に世界と対峙し、驚くべき速度で西洋の制度や文化を取り入れ、「近代国家」への道を歩んだ画期的な時代である 。この時期には、鉄道、郵便局、小学校、電気、博物館、図書館、銀行、病院、ホテルといった現代の基盤となるインフラや制度が次々と整備された 。政府は「富国強兵」や「殖産興業」といった政策を推進し、工場、兵舎、鉄道駅舎などの建設を奨励した。また、廃藩置県や憲法制定といった統治制度の変更に伴い、官庁舎や裁判所、監獄などが建設され、教育制度の導入は学校や博物館の整備を促した 。 西洋化の影響は日常生活にも深く浸透した。住宅様式においては、外国人居留地を起点に西洋館が普及し、やがて庶民の住宅にも椅子式の生活スタイルが段階的に浸透した 。食文化においても、仏教の影響で長らく禁じられていた肉食が解禁され、西洋列強との競争意識から日本人の体格向上と体力増強が期待された 。洋食は都市部の富裕層を中心に広まり、カレーライスやオムライス、ハヤシライスといった日本独自の洋食が定着した 。大正ロマン期(1912-1926年)には、西洋文化と日本独自の文化が融合し、「モガ」や「モボ」と呼ばれる若者たちが洋装に身を包み、カフェで音楽や映画を楽しむ「自由でおしゃれな空気」が醸成された 。経済面では、明治後期から軽工業が発展し、日露戦争前後には鉄鋼や船舶などの重工業が急速に発展し、日本の近代化を加速させた 。第一次世界大戦期には工業生産が飛躍的に増大し、輸出が輸入を上回る好景気を享受した 。 『それから』(1909年発表)は、夏目漱石の「前期三部作」の二作目にあたり、急速な近代化が進む日本を背景に、個人の欲望と社会規範の...
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