2023年8月11日金曜日

ルカーチ メモその4

労働、生産等の 経済生活にかぎらず、 国家組織にしても、 また 学問にしても、 かつては 人間と人間が 顔を つき合わせていた <人格的> な 結びつきのうえに 成り立っていた。 それが 近代化の過程の なかで そのような 関係が 解体してゆき、 <客観的な合法則性> へと いっさいを 還元化する 傾向が 進行する、 これを彼は <生の客観化> と 称したのだった。 59ページ

0 件のコメント:

コメントを投稿

曽根崎心中 (再掲)

愛という感情が日本の歴史上にも古くから存在していたことは、 源氏物語にも書かれていることで、わかる。 しかし、 日本の宗教観念には、愛を裏打ちするものがない。 改行(節目節目で改行がある方が効果的。以下、同じ。) 曾根崎心中は、 男が女郎をカネで身受けしようとするが、...