2023年4月3日月曜日
旬報社 (再掲)
もし、
日銀が
目的としている
2%
の
物価上昇が
実現した場合、
国債の発行金利が
2%
以上になるか、
利回りが
最低でも
2%
以上に
なるまで市場価格が
下がります。
なぜなら、
実質金利
(名目利子率-期待インフレ率)
がマイナスの
(つまり保有していると損をする)
金融商品を買う
投資家は
いないからです。
国債
(10年物)
の
利回りは
0.1%
程度
(2018年11月現在)
ですが、
それが
2.1%
に
上昇した場合、
何が起こるでしょうか。
政府の
国債発行コスト
が
跳ね上がるのは
もちろんですが、
より重要なことは、
国債価格が暴落し、
国債を
大量に保有している
銀行に
莫大な
評価損が
出ることです。
経済の論点 旬報社 72ページより
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