2023年4月23日日曜日

宮沢賢治

NHKで 長々と やってるけど、 あんま この人は 心優しい いい人でした、 みたいに 賞賛するのは、 あまりに 表層的な 理解だと 思うけどな。 宮沢賢治は、 下手すると 極左革命テロリストに なってた 可能性がある。 原敬と 同郷の盛岡出身だから、 もしかしたら 原のことを おぞましい 資本主義の権化とか 考えてた 可能性もある。 実際 原敬は 東京駅で 暗殺されたし。 大正時代は 大正デモクラシーなどといって、 自由で 民主的文化が 開花した時代と 思われがちだが、 そういう側面は あるにせよ、 多様な文化と いえば 聞こえがいいが、 つまるところ、 昭和のテロリズムに 繋がる 危険思想が 芽生えた 時代でも あったことを 忘れてはならない。 極右にしても極左にしても。 その背後にあったのは、 経済成長による 貧富の格差の拡大。 貧困問題を ほったらかしにすると、 政治不信と 社会不安が増大する。 決して 他人事ではない。  国柱会は戦前、さまざまな考えを持つ人物を惹きつけていた。法華経の教えを通じて理想世界を実現するという考えは、理想郷「イーハトーブ」を繰り返し描いた熱心な信者でもある宮沢賢治の作品に影響を与えたとされる。 https://dot.asahi.com/aera/2017050200020.html?page=3

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曽根崎心中 (再掲)

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