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ビジネスと経済学@茨城大学

というタイトルの 応用ミクロ経済学の 授業を 数年前に 受けて、 それ以来、 身の回りの 出来事を 経済学的に 考える クセが ついた。 トゥルースリーパーという マットレスを 2年くらい前に 買ったんだが、 ヘタレて 腰が痛くなって きてしまったので、 新しく 買った。 深夜番組で 宣伝していたのだが、 30分以内だと 色々な 特典がつく、 というので、 3日前くらいの 深夜に 電話した。 今日 届いた。 やっぱり モノはいい。 しかし、 電話した時は 割と しつこく もう1枚セットで 買わせようとするのは、 経営状態が 悪いのか? それとも 在庫を処分したいのか? 現物が 届いたが、 請求書が 後日届く というのは、 使用後返品可と いいながら、 消費者心理として 一度 使ってしまうと やはり そこまで して 返品は しないだろう、 という 算段なのか? などなど。 先生のお名前が 女性みたいな お名前なので、 てっきり キャリアウーマンみたいな 人を想像していたら、 普通の おじさんだった。 茨城大学は面白い。 この授業で 行動経済学の 内容も あったけど、 あんまり 正確に 思い出せないが、 人間の心理として、 ある点を 基準として、 その点に近いところでは 凄く 差を 感じるんだけど、 遠くなるにつれ、 あまり 差を感じなくなるらしい。 例えば、 自分が病気になった 時点から 考えれば、 ほんの少し 出来ることが 増えれば、 ものすごく 進歩したように 感じるんだが、 出来ることが 増えるにつれ、 大したことでは ないように 感じられるように なってくる。 まあ、 そんなものかも知れない。 病気になった 時点を基準にすれば、 精神医療の 常識を ひっくり返す くらいの 飛躍を遂げたんだろうと 思う。 だけど、 働くってことに関しては、 からっきし ダメだね。 通訳のボランティアですら ビビってんだから。 若い頃に バイトでも していれば 違ったのかも 知れないが。 急ぎ足で 駆けてきたけど、 出来ないことは 出来ない。 仕方ない。 障害者という枠に カテゴライズされる ということは、 国の制度の 範疇に入っている ということだから、 むしろ 優遇されている。 2級だから 障害年金もらえるし。 国の制度に 引っかからずに セーフティーネットから 漏れている 人は 本当に大変だろう。 見てみぬふりをされる。 いないことにされる。 貧困とは そういうものだ。

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夏目漱石とアドルノ:「それから」を題材に (再掲)

1. 序論:『それから』に映し出される明治期の近代化 本稿は、夏目漱石の小説『それから』を題材に、日本の近代化がもたらした状況と、それが個人の経験に与えた影響について考察するものである。特に、経済的豊かさが生み出す「自家特有の世界」への耽溺と、それが最終的に経済の論理に絡め取られていく過程、そしてテオドール・W・アドルノが指摘する、社会の合理化と精神世界における非合理への慰めを求める人々の傾向を、作品を通して分析する。 日本の明治時代(1868-1912年)は、長きにわたる鎖国状態を経て、1853年の黒船来航を契機に世界と対峙し、驚くべき速度で西洋の制度や文化を取り入れ、「近代国家」への道を歩んだ画期的な時代である 。この時期には、鉄道、郵便局、小学校、電気、博物館、図書館、銀行、病院、ホテルといった現代の基盤となるインフラや制度が次々と整備された 。政府は「富国強兵」や「殖産興業」といった政策を推進し、工場、兵舎、鉄道駅舎などの建設を奨励した。また、廃藩置県や憲法制定といった統治制度の変更に伴い、官庁舎や裁判所、監獄などが建設され、教育制度の導入は学校や博物館の整備を促した 。    西洋化の影響は日常生活にも深く浸透した。住宅様式においては、外国人居留地を起点に西洋館が普及し、やがて庶民の住宅にも椅子式の生活スタイルが段階的に浸透した 。食文化においても、仏教の影響で長らく禁じられていた肉食が解禁され、西洋列強との競争意識から日本人の体格向上と体力増強が期待された 。洋食は都市部の富裕層を中心に広まり、カレーライスやオムライス、ハヤシライスといった日本独自の洋食が定着した 。大正ロマン期(1912-1926年)には、西洋文化と日本独自の文化が融合し、「モガ」や「モボ」と呼ばれる若者たちが洋装に身を包み、カフェで音楽や映画を楽しむ「自由でおしゃれな空気」が醸成された 。経済面では、明治後期から軽工業が発展し、日露戦争前後には鉄鋼や船舶などの重工業が急速に発展し、日本の近代化を加速させた 。第一次世界大戦期には工業生産が飛躍的に増大し、輸出が輸入を上回る好景気を享受した 。    『それから』(1909年発表)は、夏目漱石の「前期三部作」の二作目にあたり、急速な近代化が進む日本を背景に、個人の欲望と社会規範の...

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据え膳食わぬは男の恥 (再掲)

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