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2月, 2023の投稿を表示しています

人間にとって貧困とは何か

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授業が 面白かったので、 教科書を 買ってみた。 基本的に 放送大学の 教材は 市販されている。 この 科目は 2022年度2学期をもって 閉講されてしまい、 もしかしたら それに 伴い 中古でしか 手に入らないのではないか、 と 思い、 購入。 本棚に一冊あると カッコいいよね。 ・・・どっから 読んでも面白い。 一度通して 授業を聴いた、 というのもあるが、 どこから ページを繰っても 味わい深い 言葉が 並んでいる。 https://www.youtube.com/watch?v=JOLTivwdOw0

レポートネタ <アンチ・オイディプス>入門講義より

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  ニーチェが『道徳の系譜学』で、「負債」という抽象的な概念が、人々を縛る道徳の起 原 になったという議論をしているからです。  生身の身体に刻まれる「最も残酷な記憶術」というのは、カフカの『流刑地にて』に登場する、身体に文字を刻み込む機械のことを念頭に置いているのでしょう。  この機械が各人の身体に、お前にはこれこれの負債がある、更には、お前の家はどこそこの家に対してこれこれの「負債」を負っている、という記憶を「言葉」として書き込んで、その人物の「大地機械」の中での位置を確定するのでしょう。  そういう言葉を各人の身体に書き込むと、”書き込み以前”の古い記憶、「胚種的流体」の記憶は抑圧され、神話の中にその痕跡をとどめるだけになる、ということでしょう。  無論、”書き込み以前”の記憶が抑圧されている可能性も否定できないわけですが。  <アンチ・オイディプス>入門講義 仲正昌樹 作品社 p.243より   ・・・予めネタを仕込んで置かないと、なかなか面接授業の終わりにアドリブでレポート書くのはしんどい。 これで単位来るかどうかは、評価するほう次第だけど、取れないにせよ、何も書かずに教室から去るのはツライ。

社会・集団・家族心理学

森津太子先生の 講義ですな。 社会心理学と 聞くと、 なんだか 身構えてしまいますが、 実際には ある程度の 年齢を 重ねた人だったら、 うんうん。 あるよね、そういう話。 と 頷ける 内容でした。 さすがに 放送大学で トップクラスの 人気を誇る 先生だな、 と 思わされました。 ・・・一眠り してから、 第3回視聴。 へえー、 面白いね。 うんうん。 あるある。 心理学って こんなことまで やってたんだね。 心理学も なかなか 馬鹿にできないというか、 知ってるだけでも 生活の役に 立ちそうだ。 一種のライフハックだね。 むしろ、 自分はなんて 下手な生き方を しているんだろう? と 思い始めた。 第4回 視聴。 認知と感情。 自分が 往々にして やたら 内省的なのは、 ひたすら メンタルが しんどい 状況に置かれてきた からかも 知れない。 森先生の講義によれば、 人間は ポジティブな感情の ときには、 環境を変える必要がないから、 あんまり 労力を要する 認知の仕方を しないらしい。 ネガティブな感情の ときには、 その逆で、 良くない環境にいるから、 やたら 労力の要る 認知の仕方を してしまうらしい。 考えれば考えるほど 疲れるってこと、 あるよね。 第5回 視聴。 なんか、 今まで 神経を研ぎ澄ます ことが 良いことだと 思ってたけど、 それが 時として 無駄に 疲れるだけだ、 ということを ようやく 自覚し始めた。 ネットの言論とかにも、 いちいち 特に 感じなくなった。 どうせ 発信してるやつも、 大して 考えてないだろうし。 考えるべき時に 考える能力があることは 大事だけど、 つねに 考えすぎは 疲れるだけ、 ということを 学んだ。 第6回。 また面白い話でした。 とりあえず ここまで 視聴して、 科目登録するのは 決まり。 また 第1回から 見返そう。 その 価値のある 授業内容。 ・・・と 思ったけど、 めんどくさいから 続行。 第7回視聴。 毎回、 うんうん。 そうだよね。 と 頷...

一目均衡 日経新聞2023/1/31 より

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会計はさっぱり わからないし、 指標の見方なんかも 全然 わかんないんだけど、 以下抜書きの コラムの見方は、 ちょっとした ヒントになるな、と思いました。   そもそもPBR(株価純資産倍率)が1倍を下回るのは、 資本コスト(市場が求める最低リターン) を上回る 自己資本利益率(ROE) を上げていないからだ。 これらの企業は株主から預かった資本を毀損しており、 事業を続けるより資産を処分して 解散した方がいいことになる。 PBR1倍割れは、 市場から 「上場失格」 と みなされていることを意味する。  メガバンクですらPBR1倍割れてるなんて話もありますからね。 面白い視点ですね。