森津太子先生の
講義ですな。
社会心理学と
聞くと、
なんだか
身構えてしまいますが、
実際には
ある程度の
年齢を
重ねた人だったら、
うんうん。
あるよね、そういう話。
と
頷ける
内容でした。
さすがに
放送大学で
トップクラスの
人気を誇る
先生だな、
と
思わされました。
・・・一眠り
してから、
第3回視聴。
へえー、
面白いね。
うんうん。
あるある。
心理学って
こんなことまで
やってたんだね。
心理学も
なかなか
馬鹿にできないというか、
知ってるだけでも
生活の役に
立ちそうだ。
一種のライフハックだね。
むしろ、
自分はなんて
下手な生き方を
しているんだろう?
と
思い始めた。
第4回
視聴。
認知と感情。
自分が
往々にして
やたら
内省的なのは、
ひたすら
メンタルが
しんどい
状況に置かれてきた
からかも
知れない。
森先生の講義によれば、
人間は
ポジティブな感情の
ときには、
環境を変える必要がないから、
あんまり
労力を要する
認知の仕方を
しないらしい。
ネガティブな感情の
ときには、
その逆で、
良くない環境にいるから、
やたら
労力の要る
認知の仕方を
してしまうらしい。
考えれば考えるほど
疲れるってこと、
あるよね。
第5回
視聴。
なんか、
今まで
神経を研ぎ澄ます
ことが
良いことだと
思ってたけど、
それが
時として
無駄に
疲れるだけだ、
ということを
ようやく
自覚し始めた。
ネットの言論とかにも、
いちいち
特に
感じなくなった。
どうせ
発信してるやつも、
大して
考えてないだろうし。
考えるべき時に
考える能力があることは
大事だけど、
つねに
考えすぎは
疲れるだけ、
ということを
学んだ。
第6回。
また面白い話でした。
とりあえず
ここまで
視聴して、
科目登録するのは
決まり。
また
第1回から
見返そう。
その
価値のある
授業内容。
・・・と
思ったけど、
めんどくさいから
続行。
第7回視聴。
毎回、
うんうん。
そうだよね。
と
頷ける話がある。
難しく感じる話も、
森先生が
わかりやすく
噛み砕いて
話してくださるので、
ちゃんと
聞いてりゃわかる。
と、ここまで
一連の心理学の授業を
受けて、
いかに
自分で自分に
呪縛をかけてきたか
ちょっとは
自覚できたけど、
まー
我ながら
よーやったね。
武勇伝を書く
趣味はないから
省くけど、
自叙伝書けるよ。
(いつかそのうち。)
笑っちゃうくらい
すげえよ。
ほんと
我ながら
よくやったもんだ。
・・・一眠りしてから、
第8回
視聴。
授業とは関係ないんだけど、
なんかなー、
どうしても
この病気って、
結局は
色眼鏡で
見られちゃうんだよなー。
どんなに
頑張って、
人並みに
近づいたと
思っても、
病気ということが
相手に
実感として
伝わると、
もう
「そういうカテゴリー」の
人、
っていう
枠で
括られちゃんだよなー。
それはもう、
どんなに
頑張っても
崩せない。
一人の人間として、
枠に嵌めないで
見て欲しいのに、
どうしても
周囲の
精神を患った人から
類推して、
俺は
こんな人なんだろう、
という
決めつけで
見られてしまうのは
悲しい。
つまり、
「精神病んでるひと」という
のも、
人間を構成する
要因の一つではあるけど、
それが
すべてではない。
ちょっと
そういう
「枠」に
囚われ過ぎなんじゃないかなー?
こんだけ
頑張って、
ああ、あなたは
ビョーキですね、
て
目で見られると、
じゃあ
どこまでやったら
俺自身を
見てくれるんですか?
と
言いたい。
病気を個性だとか
ヌルい言葉で
誤魔化すつもりは
ないけど、
じゃあ
あなたは
100%
正気な人なのですか?
と
言いたい。
第9回
視聴。
とりあえずここまでで
講義の内容は
一区切り。
次回からは、
集団心理学と
家族心理学。
・・・ふああ、
よく
寝たぜ。
不思議と
頭がクリアーになった。
森先生が
第9回までが
社会心理学で、
その後は
集団心理学と
家族心理学、
と
仰っていたので、
第9回までで
一区切り。
そのせいか、
第9回まで
視聴したら、
一眠りして
頭の中が
整理された
感じ。
気を取り直して
続行!
第10回
視聴。
森先生の講義は
感覚的に
あっという間に
終わるね。
今回は、
集団心理学ということだが、
心理学概論と
被る話も
多かった。
しかし、
色々と
考えさせられる話。
集団に
全く同調しないと
思ってる
自分でも、
あー、
こういう
シチュエーションだったら、
集団に同調せざるを得ないかな、
という
ケースもあった。
それはそれで
必ずしも
悪くはないけど。
また、
少数派であっても、
声を挙げ続けることは
集団全体の
意思決定を
変える
可能性がある、
ということも
面白い話だった。
心理学を
勉強してると、
自分の
人間嫌いも
ほぐされていく
感じがするね。
選択肢が
増える。
第11回
視聴。
集団的葛藤。
ゲーム理論に始まり、
共有地の悲劇、
と、
ずいぶん
趣向が違うので
面喰らったが、
最後まで見れば
非常に
有益な
内容でした。
森先生
うまくまとめてるなー。
これは
政治学の
授業の
レポートとかにも
応用できるぞ。
まさに
集団心理学。
お見事!
特に、
身内贔屓の話は、
大学のサークルで
これでもか
と言わんばかりに
痛烈に
体験したから、
負の経験であっても、
それが
心理学的な
裏付けを
得られるならば、
まあまあ
経験のうちかな?
と
感じる。
第12回。
家族心理学。
家族というと、
自分には
あまりにも
ドロドロし過ぎてて、
安易に語って欲しくない。
そんな単純じゃない。
とりあえず
第11回までの
内容を
ちゃんと理解してれば
単位は来るだろうから、
この授業に関しては
ここまでにしておこう。
乙。
・・・気を取り直して
もう一度見てみたが、
面白くない。
そもそも
家族心理学が
社会心理学の対象として
語られ始めたのが
比較的最近のことらしく、
社会心理学が
ご専門の
森先生にとっては、
文字通り
専門ではないようで、
あんまり
深い内容とは
思えない。
現代における
家族という
難しいテーマを
論じるには、
それこそ
「アンチ・オイディプス」
くらいは
参照して
いただかないと。
1. 序論:『それから』に映し出される明治期の近代化 本稿は、夏目漱石の小説『それから』を題材に、日本の近代化がもたらした状況と、それが個人の経験に与えた影響について考察するものである。特に、経済的豊かさが生み出す「自家特有の世界」への耽溺と、それが最終的に経済の論理に絡め取られていく過程、そしてテオドール・W・アドルノが指摘する、社会の合理化と精神世界における非合理への慰めを求める人々の傾向を、作品を通して分析する。 日本の明治時代(1868-1912年)は、長きにわたる鎖国状態を経て、1853年の黒船来航を契機に世界と対峙し、驚くべき速度で西洋の制度や文化を取り入れ、「近代国家」への道を歩んだ画期的な時代である 。この時期には、鉄道、郵便局、小学校、電気、博物館、図書館、銀行、病院、ホテルといった現代の基盤となるインフラや制度が次々と整備された 。政府は「富国強兵」や「殖産興業」といった政策を推進し、工場、兵舎、鉄道駅舎などの建設を奨励した。また、廃藩置県や憲法制定といった統治制度の変更に伴い、官庁舎や裁判所、監獄などが建設され、教育制度の導入は学校や博物館の整備を促した 。 西洋化の影響は日常生活にも深く浸透した。住宅様式においては、外国人居留地を起点に西洋館が普及し、やがて庶民の住宅にも椅子式の生活スタイルが段階的に浸透した 。食文化においても、仏教の影響で長らく禁じられていた肉食が解禁され、西洋列強との競争意識から日本人の体格向上と体力増強が期待された 。洋食は都市部の富裕層を中心に広まり、カレーライスやオムライス、ハヤシライスといった日本独自の洋食が定着した 。大正ロマン期(1912-1926年)には、西洋文化と日本独自の文化が融合し、「モガ」や「モボ」と呼ばれる若者たちが洋装に身を包み、カフェで音楽や映画を楽しむ「自由でおしゃれな空気」が醸成された 。経済面では、明治後期から軽工業が発展し、日露戦争前後には鉄鋼や船舶などの重工業が急速に発展し、日本の近代化を加速させた 。第一次世界大戦期には工業生産が飛躍的に増大し、輸出が輸入を上回る好景気を享受した 。 『それから』(1909年発表)は、夏目漱石の「前期三部作」の二作目にあたり、急速な近代化が進む日本を背景に、個人の欲望と社会規範の...
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