2022年12月1日木曜日

みんなのたまごクラブー詐欺と贈与の社会学

https://www.sankei.com/article/20221130-43HA7DDQHFKTZMGTO476XA627U/ 久しぶりに 詐欺師らしい詐欺師を見た、という感じ。 詐欺は詐欺だから、 色は付けられないんだけど、 手法のマヌケさと、 主犯のキャラが、 なんとなく ”憎めなさ”を演出している。 「詐欺と贈与の社会学」(世界思想社 荻野昌弘)の 言ってる 詐欺って、こういうもんかな? 「詐欺が成り立ち得ないところでは、社会もまた成り立ち得ない。」(「遊びの社会学」世界思想社 井上俊) ところで、 公然と合法的に行われている”詐欺”がある。 競馬、競輪、競艇、宝くじなどだ。 あれは、確率的に考えれば、 明らかに詐欺だ。 それを、収益を公益に使うから、という理由で、 合法的に行っている。 もちろん、私的なギャンブルは法律で禁止されている。 賭けマージャンですらも。 それは、収益が公益に使われないからだ。 しかし、 上述したような 賭け事が、最近とみに クリーンでファッショナブルなものに イメチェンされている感が否めない。 それほど、 国の予算はカツカツなのか、と勘ぐってしまう。

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