2022年10月21日金曜日
経常収支と財政 (再掲)
「もっとも、巨額の財政赤字を抱える日本経済の現状を前提とすれば、経常赤字への基調的な転落は回避しなければならない。前出の(C式)「経常収支=民間純貯蓄+財政収支」から明らかなとおり、経常赤字に転落するということは、国内の民間資金余剰では財政赤字を賄えなくなり、海外からの資金調達が必要になることを意味するからである。国債の消化の多くを海外投資家に依存するようになれば、長期金利が上昇し、利払い費の増嵩から更なる財政赤字の拡大に繋がるという形で、「財政の持続可能性」を保つことが極端に難しくなるだろう。日本の場合には、経常収支の赤字転落を回避しつつ、財政再建を着実に進めていく手だてが不可欠なものになっていると言える。」 https://www.shinnihon.or.jp/shinnihon-library/publications/issue/eyi/knowledge/ec/2014-05-20.html
登録:
コメントの投稿 (Atom)
曽根崎心中 (再掲)
愛という感情が日本の歴史上にも古くから存在していたことは、 源氏物語にも書かれていることで、わかる。 しかし、 日本の宗教観念には、愛を裏打ちするものがない。 改行(節目節目で改行がある方が効果的。以下、同じ。) 曾根崎心中は、 男が女郎をカネで身受けしようとするが、...
-
2021年の大河ドラマは、渋沢栄一を扱っていたが、蚕を飼って桑の葉を食べさせているシーンがあったが、蚕を飼うということは、最終的に絹を作って、輸出するということだから、既に世界的な市場と繋がっていて、本を辿れば、あの時代に既に農家も貨幣経済に部分的に組み入れられていたということ。...
-
もし、日銀が目的としている2%の物価上昇が実現した場合、国債の発行金利が2%以上になるか、利回りが最低でも2%以上になるまで市場価格が下がります。なぜなら、実質金利 (名目利子率-期待インフレ率) がマイナスの (つまり保有していると損をする) 金融商品を買う投資家はいな...
0 件のコメント:
コメントを投稿