2022年10月10日月曜日
秋の夜長に
「フードシステムと日本農業」
ちょっと試しに聴いてみたけど、
3日もあれば
全部聴けるか、なんて
思っていたが、
とんでもない。
講師の方の
ひたすらテンション低めの
喋りが逆に心地よく、
第一回の授業を視聴し終えたが、
すごい濃厚な内容で、
かなりヘビーだった。
これは本腰を入れないと。
第二回視聴。
第一回とは別の方の授業。
明るく、第一回ほど早口ではなく、
そのヘビーさは比較的軽かったが、
非常に面白い話でした。
なんでいきなり農業経済学?
と我ながら思うんだけど、
思えば
円安やらロシアのウクライナ侵攻やらで、
今まで当たり前と思ってきた
食料供給が、
実は根底から動揺させられているのではないか?
ということは、
うすうす感じてたからね。
今年開講された科目だから、やっぱり
タイムリーな内容だね。
第三回視聴。
第一回が総論的な内容を詰めての話だったから
ヘビーだったけど、
各論に入れば、
そんなに難しい話ではなく、
かつ
タメになる話がたくさん聞けた。
第四回視聴。
これはなかなか名講義だな。
情緒を排して、
ミクロ経済学の手法を用いて
なぜ
日本の農業が苦しいのか、を
経済学的に論じている。
自分も一応ミクロ経済学そのものは
学んだが、
今まで
応用する場面に出くわさなかったが、
こうやって使うのか!と
目から鱗が落ちる思いです。
いい授業でした。
今日はこのへんで。
ミクロ経済学レベルで、
いかに消費者が
安い価格を追い求めるか、
という
日本人のデフレマインドの構造が
あぶり出されてきたね。
結構大きな話になってきた。
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