2022年10月17日月曜日

民意ってなんだ?

旧統一教会への 解散請求がどうのこうのとか 国会で議論になっているが、 一時の激情に駆られて、 いち宗教団体に、 政治がマジメに 解散がどうのこうのなどと 議論していることに、 危機感を覚えずにいられない。 信教の自由はどこへ行った? 公権力と私人、という関係性において、 私人の側から、 一時の勢いで、 コイツラは間違っているから潰せ! と圧力をかけ、 野党政治家がそれを政治利用していることに、 そもそも 民衆の側から自分たちの基本的人権を放棄しようとしている ムーヴメントすら感じる。 表現の自由についても、 下手すれば、 玉川徹さんの発言を容認することで、 テレビ朝日は偏向報道をしていることを 認めたのも同然だから、 放映権を剥奪せよ! 言い出しかねない。 これがどれほど恐ろしいことか、 理解できないのだろうか? 繰り返すが、 民衆の側から自分たちの基本的人権を放棄しようとしている。 これはもう、 エーリッヒ・フロムのいう「自由からの逃走」とも 言える状況なのではないか。

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曽根崎心中 (再掲)

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