2022年10月11日火曜日

共有地の悲劇とグローバル社会

経済学で、多くの人の利己的な行動によって共有資源が枯渇すること。 山林や漁場などの共有地( 入会地 いりあいち )において、各自が適量を採取すれば存続できる資源も、自己利益のために濫伐・乱獲する者が増えれば枯渇し、共有地全体の荒廃を招くことから。コモンズの悲劇。(強調スニペットより) グローバル社会と、ある程度閉じた系の地域社会とでは、行動規範が異なってくるのではないか。 グローバル社会ならば、自己の利益を追求することさえ考えれば良く、そのリスク管理は数値化されたデータと、情報工学に基づいて行われていた。 しかし、ある程度閉じた系では、情けは人の為ならず、で、他人へ利益を譲ることが、巡り巡って自分のタメになる、という論理も成り立つだろう。

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