2022年10月4日火曜日
貧困(再掲)
貧困が真にヤバいのは、 それが結果的に政治的な「服従」を生み出す傾向があるということではないだろうか。 貧困は誰かのせい、あるいは、構造のせい、となれば、 それを排除したり、矯正したりする政治団体に、 盲目的と言えるほど、服従してしまう。 小泉も安倍もそうだった。 それが裏切られると、手のひらを返したように、やり玉に挙げられる。 貧困というのは、まさに政治学的な問題なのだ。 現代の日本社会のように、 成熟した社会を、 劇的に変えるような政策は、 どのようなものであれ、 やってはいけないと思われる。 アベノミクスもそのような外観を帯びていたが、 左翼がヤバいのは、 自分たちの正当性を 疑うことをせずに、 社会を 劇的に変えようとする 発想であり、行動力だ。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
曽根崎心中 (再掲)
愛という感情が日本の歴史上にも古くから存在していたことは、 源氏物語にも書かれていることで、わかる。 しかし、 日本の宗教観念には、愛を裏打ちするものがない。 改行(節目節目で改行がある方が効果的。以下、同じ。) 曾根崎心中は、 男が女郎をカネで身受けしようとするが、...
-
2021年の大河ドラマは、渋沢栄一を扱っていたが、蚕を飼って桑の葉を食べさせているシーンがあったが、蚕を飼うということは、最終的に絹を作って、輸出するということだから、既に世界的な市場と繋がっていて、本を辿れば、あの時代に既に農家も貨幣経済に部分的に組み入れられていたということ。...
-
もし、日銀が目的としている2%の物価上昇が実現した場合、国債の発行金利が2%以上になるか、利回りが最低でも2%以上になるまで市場価格が下がります。なぜなら、実質金利 (名目利子率-期待インフレ率) がマイナスの (つまり保有していると損をする) 金融商品を買う投資家はいな...
0 件のコメント:
コメントを投稿