2022年9月30日金曜日
命日
明日10月1日は、
父親が亡くなって、
ちょうど
1年。
最後は本当に辛かっただろうと
思うけど、
ちょっと
あれ以上は寿命的に
無理だっただろうな。
糖尿病と高血圧の合併症を考えれば。
さいご
夜間採尿してた頃は、
手がお饅頭みたいに膨らんでたし、
片足が浮腫んでたり、
もう明らかに腎臓だめになってたからね。
それでも
長く生きたほうだと思うよ。
もっと10年くらい早く
逝ってても全然おかしくなかった。
それこそ、
一番羽振りが良いときが、こっちからすれば一番怖いくらいだった。
いま父親が亡くなったら、
自分はどうやって生きたらいいんだろう?って。
下手に生活水準が高くなりすぎると、
逆に
恐怖心が湧いてくる。
なにせ、
その生活はすべて父親のおかげなんだから。
振り返ると、
父親は意外とミーハーで、
常にマジョリティーに居たくて、
しかも
その中で
何事も最低でも平均以上に居ないと
気が済まないって人だった。
晩年は
株に取り憑かれてたけど、
日経平均をつねに気にしてて、
「平均」に勝ったか負けたかに
めちゃくちゃこだわってた。
だから、
大損した時に、
「口惜しい!口惜しい!」って
叫んだ時は、
この人
一生株やめられないだろうな、
と思ったよ。
こっちからすれば、
かなり
ハラハラものだったけど。
金融リテラシーがまったく
アップデートされてないのに、
俺がやれば間違いないんだ、
っていう、
根拠のない自信に充ちてたんだから。
四季報すらまったく読まなかった。
(かくいう俺も読み方全然わかんないけど。)
だからこそ、
損すると余計に口惜しいわけだけど。
それで
資産のうちのかなりの部分を
株につぎ込んでたから、
こっちとしては
マジで怖かった。
今から振り返れば、
去年の1月に
資産がピークをちょっと過ぎた時に、
俺が「売れ!」ってマジギレしたけど、
とぼけて
シカトしてた。
ポカーン?て。
最終的には
一応
自分と母親が
数年間は
生きていける
資産を遺してくれたけど。
それは
感謝。
言うまでもなく、
俺の莫大な
教育費を出し続けてくれたことにもね。
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