「『きめ方』の論理」ー社会的決定理論への招待 佐伯胖 ちくま学芸文庫
社会科学をやってる人間には、必読の書なんじゃないかな。
数学的に難しいことも書いてあるけど、
文章で分かりやすく解説してくれてるし。
変に頭にハチマキして考えなくても、
自然と社会的決定理論の世界に入っていける。
しかも、その見返りとして得られるものも大きい。
かなり昔に書かれたことがうかがえるが、
いま読んでも全く価値が色褪せない。
コンフリクトが起こったとき、
話し合えばいい、とか、投票で決まったんだからそれでいいじゃないか、
という程度で済ませてしまっている人には、
特に強く一読を勧めたい。
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