2022年6月3日金曜日
よく分からない話
ヤフーコメント欄とか見てて、たまに目にする話が、1000兆円の半分を日銀が保有してて、これは何度でも借り換えられるから問題ない、後の半分は、利子を国に納付するからこれまた問題ないって理屈に出くわすんだけど、これって、誰が提唱した説なんだろう?
まあ誰でもいいけど、国債の利子って、国が払うもんでしょ?
国が自らの借金の利子を自分に払ってるから大丈夫って理屈が意味わかんねえ。
それで大丈夫なら、いくら借金しても全然問題ないって話になるだろ。
くだらねえ。
それと、日銀は政府の子会社か論争も、現在でもそうだけど、トルコのエルドアン大統領のように、利子そのものを敵視して、強権的に低金利政策を行って、その結果リラが著しく減価(安くなる)する、というように、政府というのは、いつの時代も通貨の価値を恣意的に操りたいという抑えがたい欲望を持っているから、中央銀行は政府から独立して、通貨の価値を安定させることを第一義の目的とする、というのが常識的な理解であって、中央銀行が政府の子会社かどうかを議論すること自体が、議論の中身を無視したくだらない話でしかない。
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