2022年6月26日日曜日
サンモニ
「風をよむ」は、相変わらず時事ネタを情緒でやってるなー。
これって、新聞ちゃんと読まないくせに俺は社会が分かってると思いたい中高年男性の、ケシカランの種を供給するためにやってるのかな?
結局、そうやってケシカランケシカランって言ってる視聴者が、裏を返せばくだらない自尊心と優越感を抱くのをお手伝いしてるだけじゃん。
ナレーションがまた、妙齢のご賢明な女性ってわけで、朝っぱらから社交場にいるかのような満足感を提供している。
時代錯誤の男尊女卑丸出し。
で、サンモニでちょっとシリアスな気分になった後で、サンジャポでバカ騒ぎして、リフレッシュっていう算段ですわ。
TBS.の日曜朝は、孤独な中高年男性の憂さ晴らし、社会は俺を中心に廻っているという妄想のお手伝いをメインテーマにしている。
でも、人口ボーナス的に考えると、こういうオッサンが「分厚い中間層」として、生産し、消費してくれていたから、日本は景気が良かったと考えることも出来るのかも知れない。
企業の方も、こういうオッサンとその家族を気持ちよくすることだけ考えていれば良かった。
ところが、今は逆にこういうオッサンとその配偶者の社会保障費が財政を圧迫しているし、将来が不安だから消費しないし、もちろん生産もしない。
団塊ジュニアの嗜好は多様化し、コンプライアンス意識も高い。
企業だって、嗜好が多様化、細分化してマーケティングという面では生産コストがかかる日本よりも、東南アジアのような人口ボーナスが期待できる市場に重点を移している。
その結果、日本国内の需要も労働市場も空洞化。
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