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為替レート

ドル円126円突破しちゃったね。どこまで円安が進むんだか。実質実効為替レートでも、1970年代のレベルまで下がってるらしいし。知らんわ。俺がどうこう出来る問題じゃない。当たり前だけど。原油高のほうも、中東の産油国は、長期的に安定的な需要を望んでるんであって、意識高い系の陣営が脱炭素の方針で、彼らに新規投資しないようじゃ、一時的な需給逼迫を緩和させるために、新たに石油プラントを建設するつもりはない。維持コストもかかるし。むしろ、意識高い系の陣営が、脱炭素に舵を切ることによって、中東の産油国がロシアと手を結ぶ可能性もある。それはともかく、日本について言えば、円安、原油高で、貿易赤字がかさんで、通年で経常赤字になったら、かなりまずいことになるんじゃないか?新規国債を海外資本に買ってもらう必要から、国債の利回りが上昇することになるからね。バカ黒田の超金融緩和のせいで、政府の財政規律もユルユルになって、1%国債の利回りが上昇しただけで、国債の利払い費だけで6兆円も負担増になるんだから。最近じゃ、ひそかに量的緩和を縮小してたのに、ここへ来て、金利を抑圧するために、日銀はまた国債購入額を増やしているらしい。もうどうしょもないね。それはそうと、自分はこんな楽ちん生活をしていていいんだろうか?普通に働いてるほうが、正直気が楽な気もするけど、ちょっと目先の日本経済の動向からすると、下手に動かないほうが賢明というか、どうせ働いたところで、大して変わらないと思う。障害年金もらってるし、ヘルパーさんも来てくれるし。障碍者というのも、立派な身分だ。

コメント

  1. アメリカも経常収支赤字国だけど、米国債を海外資本に買ってもらうにしても、結局ドルで決済するから、問題ない。それが、基軸通貨国の特権。むしろ、アメリカがバンバン輸入したり、資本を呼び込んでくれるから、世界経済は廻ってる。

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