タマタマ多摩川拾遺集
2025年4月2日水曜日
ああ、そういうことか(゚∀゚)!
やっぱ
松原先生は
超絶天才だわ。
287ページで、
「これは
資金貸借の面で
貯蓄のうち
国内の民間では
使い切れなかった
貯蓄・投資
差額が、
財政赤字(G-T)分を
政府へ、貿易黒字(X-M)分を
海外に貸し付けていると
読めます。」
と書かれてあり、
後半が
対外純資産になることは
自分も理解していたが、
前半の
国内の民間では
使い切れなかった
貯蓄・投資
差額を、
政府に貸し付けていて、それが
財政赤字になる、という
のは、
納得するまで少し
時間がかかったが、
指摘されてみれば、
ああ、そうか!!!!
という感じ。
マジで
蒙を啓かれた思い。
さらに、松原先生は、
262ページで
「企業は
(・・・)投資が貯蓄を
上回るという
健全な状態に
戻れば、財政赤字は
自動的に解消
されるのです。」
とまで
書いている。
納得するまで少し時間が
かかったが、
眉唾ものの
エセ経済学者はともかく、
まともな
経済学者で
こんなことを
主張する人には
初めて
出くわした。
やっぱ
松原先生はガチの天才だわ。
2025年4月1日火曜日
御冗談でしょう?松原先生。
「社会経済の基礎(’25)」
第12回。
うーん、やっぱ
松原先生
尋常じゃなく
頭いいんだろうね。
MMT理論の有効性を
ある程度
認める
内容が
印刷教材にも書いてあるし、
放送教材にも書いてあるんだけど、
自分の常識とは
あまりに
かけ離れていて、正直
何言ってるのか
わからなくて、
頭が混乱する。
もちろん、際限なく
日銀が国債を
購入すればいいとは
書いていないが。
うーん、こりゃ
ワケわかんねーわ。
考えれば考えるほど
松原先生が
いかに
頭がいいか
わかる、というか
どれくらい
頭がいいのか
わからない、という
ことだけは
わかった。
・・・久々に
アタマがおかしくなるかと
思ったが、
丁寧に
印刷教材を
読み込んでみたら、
なんとなく
何を
仰りたいのかは
見えてきた。
つまるところ、
シュンペーターは過小評価
されている、
ということか?
つまり、
国の経済は
つまるところ
企業の「創造的破壊」なしでは
成り立たず、
均衡を打破するような
「新機軸」を
打ち出すことによって
絶えず
新陳代謝していくことが
必要らしい。
どうやら。
・・・現時点での
自分の理解をまとめると、
大事なのは
(財務省のいいなりになって)
プライマリー・バランスの黒字化を
目指すのではなく、
企業が
もっと
投資して
均衡を打破していけば、
財政赤字の問題は
自然と解決する、という
ことのようだ。
・・・とりあえず
一度
第12回の講義を
視聴しました。
うん。
仰りたいことは
だいたい
理解できた。
うん。まあ
なるほどね。
そういうことか。
・・・いやあ、経済学ってのは
奥が深いわ。
・・・とりあえず
一眠りしてから
あらためて
第12回を視聴してみたが、まだ
モヤモヤする。
なんか仰りたいことは
だんだん
見えては来たが。
他の回も視聴する
必要がありそうだ。
・・・次の
第13回も視聴して、
ようやく
腑に落ちた。
経常収支の話。
一応
自分の現時点での理解で
とりあえず
大きくは
間違っては
いないようだ。
日常生活とつながる「行政法」@郡山女子大学 レポート (再掲)
行政法の概念に、 「行政指導」と呼ばれるものが存在する。 行政は、 本来「行政行為」と呼ばれる、 命令する主体としての行政と、 名宛人の市民との 主体・客体関係が ハッキリしている手段で 運営されるべきものだが、 「行政指導」という、 極めて日本的な、 主体・客体関係が不明瞭な手段が、 行政の運営上横行している。 もっとも、 行政指導それ自体が問題なのではなく、 行政指導が、 本来強制力を伴わないものであるはずなのに、 従わなければ 往々にして 市民が制裁を加えられることが、 常態化しているという現実がある。 また、それに留まらず、 行政指導が 医療のあり方に絶大な影響を与えている。 どういうことか。 日本の医療制度において、 ある一定の地域に、 十分な病床数が確保されている場合、 新規に医療業者が参入しようとするとき、 保険適用が受けられず、 自由診療で開業せざるを得ない、 という現実が、 行政指導によって正当化されている。 これは明らかに 既存の病院の権益を守り、 新規参入者を 不当に排除している。 問題はこれに留まらない。 特に精神医療において、 1950年代にフランスで 画期的な抗精神病薬が開発され、 欧米先進国では 病床数が減っていったにも関わらず、 日本では逆に病床数が増えた。 これは、 戦後、精神病患者を建前上 しっかり治療しようとの方針から、 精神病院の数が増えたからである。 そこで、戦後、精神病院が増設される際、 一定の範囲で病床数を確保してしまえば、 地域の患者を独占できてしまう、 という経済的合理性によって、 精神病院が往々にして 大規模化したことが推測される。 言わずもがな、これは行政指導によって、 いったん多くの病床数を確保してしまえば、 新規参入者を排除できることが、 精神病院の大規模化を促したと 容易に考えられる。 そして、元厚生労働大臣が、 戦後日本の医療制度を構築した 武見太郎の息子である武見敬三である現実では、 これが改められる可能性は極めて低い。
ビジネスと経済学@茨城大学 (再掲)
小山台高校の生徒が、シンドラー社製のエレベーターに挟まれて死亡した事件があったけど、あれは、マンションの管理組合がメンテナンス代をケチって、他の業者に委託したのが発端らしい。 あんまり詳しく書くと、面倒なことになりそうだから、これくらいにしとくけど、シンドラー社製のエレベーターに欠陥があったというより、エレベーター本体の価格は低く抑えて、メンテナンス代で儲ける仕組みが災いしたのかも。 本体価格を低く抑えて、付属品などで儲ける商品の典型が、プリンター。 プリンター本体の価格は低く抑えて、インク代で儲けてる。 しかし、ここにもシンドラー社製エレベーターと同じ構造があって、高いインク代に目をつけて、第三者企業が代替インクを低価格で販売し始めて、それに対してプリンター会社が対抗策を講じたりとか。 とにかく、二日間で面白い話がたくさん聞けました。
「違法」とは何か? (再掲)
質問:ふと疑問に思ったのですが、刑法は全く勉強したことがないのですが、刑法上違法な行為、というのは想像がつくのですが、民法、あるいは行政法において、「違法」とはどういうことでしょうか?
K先生からのご回答:民法上の「違法」はいわゆる「不法行為」を含みます。民法709条以下です。明文に違反してなくても、他人の権利を侵害するような行為は「違法」認定されます。
行政法は・・・
国家賠償法上の「違法」は、先の民法上の「違法」に準じた考え方で「違法」の有無が判断されることもありすが、行政争訟上の違法はこれとはまた違ってきます。刑法上の「違法」と似たところはありますけど、完全に同じではないかなぁ~
質問:例えば、道路交通法は行政法に属するかと思いますが、道路交通法に違反することは、「違法行為」でしょうか?それとも、道路交通法は刑法上の概念ともダブるのでしょうか?
K先生よりご回答:道路交通法は違反した場合、罰則を課すことが多いので、そうした場合は刑法上の違法ということになります。
行政法上の違法というのは私人からみて行政がわが公権力行使の違法を問うという文脈で「違法」が問題になります。
刑法上の「違法」は既存の刑事法令への違反のみが問題になるのに対して(ほうりに違反しなければ何をしてもかまわない)、行政の側は既存の法令に違反する場合だけでなく、法令の根拠なしに行った行政作用が「違法」なることがあります。(法律の留保)
質問:刑法というのは、
主に私人に対する制裁という
ことになろうかと思いますが、
(控除説に立てば)
刑法を適用する主体も
また
行政権に属するものであり、
三権分立の精神に鑑みれば、
まず思い浮かぶのは、
司法権が
行政権の濫用に
歯止めをかけることであり、
また、
立法権という観点から見れば、
国権の最高機関たる
国会において、
国民からの
信託に基づいて
代理人たる国会議員が立法行為を行う、
ということに
なろうかと思いますが、
現実問題、
行政法規を
国会で議論しているとも思えず、
手っ取り早くいえば、
行政権の肥大化と、
その暴走が懸念される
ところではないか、
と考えます。
そうであれば、
私人が
行政権の権限踰越に対して
抑止力を持つためには、
やはり選挙を通じて
自らの権利を保障してもらう、
という
堂々巡りになって
しまいそうな気がします。
K先生からのご回答:刑事訴訟法という法律は「訴訟」という名前になっていますが、文字通りの「訴訟」のみならず、警察の犯罪捜査から、逮捕、送検、公訴提起、裁判手続き、判決、刑の執行まですべてを網羅しています。
そして、俗にいう警察(官)は「司法警察職員」とされ、一般の行政職員とは区別されています。警察職員の行動は警察官職務執行法によって規律され、家宅捜索や逮捕も裁判所が発する令状によらなければできないことになっています。
なので、「行政権」とはいっても、一般の行政とは相当に違っています。もっとも、司法によるチェックがどれだけ機能しているか、はまた別問題ですが・・・
統計に騙されないために (再掲)
昨日の日経新聞の
コラム(?)で、
要するに
大卒のほうが
教育費込みで
考えても
コスパいい、みたいな
ことを
東北大学の
教授が
書いていたが、
そりゃあそうだろうよ。
そもそも
日本の社会全体が
特に
就職において
高卒より大卒を
優遇するように
出来てんだから。
と、いうか
それ以前の話として、
頭くるから
あまり
真面目に読めないが、
どういうデータの取り方を
したのかは
よく分からないが、
そもそもの
データの取り方として、
大卒で
ちゃんと就職して
定年まで働いた人を
前提として
調査しているフシがある。
大学に行って、
環境に適応できずに
かえって
俺みたいに
働けなくなった
人間を
最初から
データから外している
(ように見える)。
そりゃあ、大卒のほうが
コスパよく見えるだろうよ。
っていうか、それ以前の話として、
大学で勉強することの価値を
すべてとは言わないが、
金銭的価値に置き換えよう、
という
発想が気に入らない。
それはともかく、
データの取り方の恣意性には
よほど
注意しないといけない。
自分はもちろん
統計学に詳しいわけではないが、
データに
騙されないために
気をつけなければいけない
注意点を、
わかりやすく解説した
本として、
ちくま新書の
「ニュースの数字をどう読むか
ー統計にだまされないための22章」
を
挙げておきます。
やっと始まった
「社会経済の基礎」、
印刷教材は激ムズなのに、
放送教材は
あんまり
歯応えがなくて
正直
物足りない。
導入科目だからね。
一応
経済学の初学者
向けだから。
(ほんと、山本太郎とかに
聴いて欲しいわ。)
しかし、印刷教材は
衝撃的な論点が
てんこ盛りなので、
気が向いたときに
ガンガン
質問させていただこう。
で、
他にも
今年度
開設の科目が
いくつもあるが、
なかなか面白そうな
授業が多くて、
ハッピーだ。
マジで萎える・・・
4月1日に
日付けが変わった
瞬間に、
25年度
新規開設の
放送授業が
始まるもんだと
思ってたら、
違った。
すげえ
期待したのに。
(´;ω;`)
まだ
朝まで待たなきゃ
いけないのか。
辛いな。
まあしょうがない。
人生こんなもんだ。
最近
人生が
うまく行き過ぎてたんだ。
とりあえず質問箱は
機能してたから、
質問だけして、
ゆっくりするしかない。
2025年3月31日月曜日
あんがい誤解されやすい
たぶん
このブログを見ている
人は、
さぞかし
この男は
裏表が激しくて、
母親に対しても
鬱積した
思いを抱えて
生きているんだ、と
思っているかも知れないが、
それは
誤解です。
母親とは
極めて良く
やっています。
友達とも
うまくやってるし。
たぶん
日本は財政破綻するけど、
財政破綻する、というと、
どうしても
敗戦直後のハイパーインフレを
連想してしまうだろうが、
国家が
財政破綻するなんてことは、
歴史上
いくらでもある。
そんなに珍しい現象ではない。
要するに、どういう
イメージを持つかの話。
これだけ
色んな歪みが溜まりに溜まって、
それなのに
国会で
正面切って
議論できないんだから、
有り体に言えば、
こんな国は
さっさと潰れたほうが、
正直に言って
手っ取り早い。
そんなわけで、割と
自分は
誤解されやすい人間だが、
別に
卑屈でもネクラでも
なんでもない。
たまにブチキレることもあるが、
それだって
タイミングを弁えている。
場所やタイミングを無視して
脈絡なく
キレているわけではない。
ただ、父親の
強権政治の下で
隠されていた
家族の矛盾が、
一気に
露呈した、というだけのことだ。
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