さんざんGoogleの生成AIにお世話になっておいてなんですが、どうやら、Googleの生成AIは、文章の一部に、あるいは継起的に作成した一連の文章に、総体として矛盾があっても、気にしないように出来ているようです。
ですので、このブログで、Google Geminiのラベルが貼ってある文章を、鵜呑みにしてはいけません。
例えば、夏目漱石とアドルノの思想的親近性を論じた文章の核心部分には、ルカーチの主張が入り込んでいる、というか私が入りこませましたが、アドルノはルカーチに対して批判的です。
従って、そこは矛盾している可能性もあります。
その他にも、世界を計数的に分析し尽くすことを批判する文脈で、夏目漱石が生成AIに援用されたりしていますが、その「疎外」を定量的に把握する、という矛盾も犯しています。
そこらへんをどうするのか、と思って見ていましたが、どうやらGoogleの生成AIは、今のところ、全く(?)気にしていないようです。
結局、いくら私が(Googleの)生成AIを使ってあれこれ言ったとしても、それらは極めて不完全なものだ、ということは、前提として認識しておいてください。
もっとも、完璧な理屈などないのかも知れませんが、こと私のブログに関して言えば、絶対に鵜呑みにしてはいけません。
各々の論点で、専門家の方の厳正な検証・批判を期待させていただきます。
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